夜間授乳できない際の搾乳について

まろんさん、こんにちは。
ご相談いただきありがとうございます。
母乳育児を頑張っていらっしゃいますね。

今の状況を整理すると
・1回20分の授乳を1日8回くらいあげていた
・ミルクを1日3回トータル150ml程度補足していた
・この1週間母乳を飲む時間が短くなってきて10分くらいになった
・夜間に自然と時間が空いてきた
と言った感じですね。

ママさんのご相談にお答えしていきますね。


①
▶︎何か思い当たる原因はありますでしょうか？
▷お子さんなりに、すごく飲みたいという時と、あまりお腹空いていない時との差が少しずつついてきたのかもしれないですね。
空腹感や満腹感などの違いはもう少し経つと著明になります。

②
▶︎分泌量は元々ギリギリかと思うので、分泌量を減らしたくはないのですが、夜間に搾乳する必要はありますか？
▷ 確かに、夜間授乳がたくさんなさる方の方が確率としては、分泌が維持されやすいような印象があります。
ですが、女性の身体はマニュアル化できませんので、夜間授乳を頑張っていても、思ったように体重が伸びずにミルク育児になる方もいますし、それが何ら問題にはなりません。
お子さんが健やかに発育し、ママさんが御負担がないことが、最も家族にとって幸福だと考えます。
ママさんがどうしたいか？にもよります。

▶︎必要なければ一気に寝たいという気持ちもあります。
▷そうですね。
ご無理のない方法を選びましょう。発育を見ましょう。

③
▶︎必要あれば、何時間置きにどのくらい搾乳すれば分泌量を維持することができますか？
▷ 一般的に、1日5回の授乳ですと、分泌維持の最低限の回数になります。

母乳分泌を増やすためには
・1日8回以上の直母
・飲めない時は少量でも搾乳してみる
・十分な栄養、根菜類をしっかり食べるのがお勧め
・適度な休息、時には赤ちゃんを預けて昼寝を、家事は最小限無理はしない
・水分摂取を増やす、温かい飲み物がお勧め
・身体を温める、特に首元や手足首を冷やさないのが大事
などが有効とされています。

そのあたりに該当するかで、搾乳をするか決めていきます。
月齢的には夜間に1、2回授乳なさっておくとよいですね。