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おっぱいを飲む時間が減った

りんりん
初めまして。
生後21日の女の子を育てております。

ここ最近急におっぱいを飲む時間が短くなりました。
今までは1回の授乳で、片方8〜10分ずつくらい飲んでいたのですが、ここ2日ほど片方5分ずつくらいしか飲んでくれません。
いつも寝落ちするまであげているのですが、
最近は4.5分で寝落ちしたり、寝落ちしなくてもお腹がいっぱいになったのか、飲むのを やめてしまったりします。
片方しか飲んでくれないこともあります。
   
授乳感覚は2.3時間に1回です。
体重の増えかたは、3日前の2週間健診の時、1日58g増えていて、たくさん飲めているとのことでした。 
家に体重計がなく、検診後に急に飲む時間が短くなったので、ちゃんと成長しているのか 心配です。
こんなに急に短くなることはあるんでしょうか?

2021/3/15 16:55

在本祐子

助産師
りんりんさん、こんにちは。
ご相談いただきありがとうございます。

お子さんが急に哺乳時間が短くなりご不安なお気持ちになられたのですのね。

今の状況をまとめておくと
・新生児のお子さん
・今まで 1回両胸トータル20分程度授乳していた
・2週間健診で日増58gの体重増加あり
・その後片方だけ5分など授乳時間が短縮してきた
・2、3時間に 1回の授乳
ですね。

排泄はいかがでしょうか?
変わらないのであれば、時間が短縮しているのは心配なさそうです。

一般的な授乳間隔の目安は、3時間おきくらい、1回の授乳時間は15分前後と、お話しすることが多いですが、母乳育児の場合には、赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけあげる授乳をして構わないと言われています。

そのため、細切れ授乳になるお子さんであれば、乳児期前半では、1日に10回以上の授乳になることも珍しくありません。

とは言え、今の哺乳パターンが赤ちゃんの発育に寄与しているかを、客観的にみていく必要があります。
具体的には
・生まれてきてから体重が1日あたり20-50g程度で発育してきたか?
・身長と体重のバランスはどうか?
・頭囲の発育も標準か?
などでみていきます。

発育がよければ、今のやり方でgoodと評価しますし、発育がよくなければミルクを検討したり、1日10回以上になったとしても、母乳育児の回数を増やす場合もあります。
反対に、発育し過ぎであれば、短時間授乳であったとしても、授乳回数を減らすように工夫しなくてはなりません。

お子さんの場合には、体重の増えも非常によいので、おそらくそれ以上は飲めないのかもしれないです。
おっぱいは、飲み始めと飲み終りで味と成分が変わることが、科学的に示されています。
特に1回の授乳で、後半の母乳の方が成分的に脂肪分が多く、赤ちゃんの発育には有用と言われています。
甘いおっぱいのため、赤ちゃんの満足度にも寄与しているかもしれません。

そのため、片側をしっかり授乳するのは理にかなっており、次までの間隔が空きやすくなるとも言われたりしていますよ。
1回の授乳で、おっぱいをしっかりと欲しいだけ飲ませてあげるのは、結果的に赤ちゃんを満足させるのかもしれませんね。

今のところは
・発育が非常によい
・短時間で満足していそう
・片側ずつあげながら 1日10回程度の授乳
で 1ヶ月健診まであと2週間ご様子を見てみても良さそうです。

1ヶ月健診で、体重の増えが今一つになってしまえば、両側飲めるように工夫したり、搾乳やミルクを検討しましょう。
また体重が明らかに1日60g以上以上のペースで増えるなど過多傾向があれば、 1日の授乳回数を8回程度にしておくようにしたりなど、場合によっては見直しましょう。
どうぞよろしくお願いします。

2021/3/16 11:30

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