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ミルクの吐き戻しについて

ayu
生後2週間の赤ちゃんについてです。
生まれた時からミルクで育てています。
ミルクの戻しが多く、飲み終わってすぐ腕の中で戻したり、縦抱きにした瞬間にゲップとともに戻したり、横に寝かせてから戻したり、色々です。ゲップは毎回出ています。
戻すといってもダラーっと垂れるかんじで本人も苦しがっているわけではなく大人の吐くかんじではありません。
次のミルクを飲ませる直前(三時間後)でもまだミルクがタラーっと出たりもします。
横に寝かせている間も何度もタラーっと垂れていたりします。
まとめて( 80ミリくらいを3時間おきなど)やると戻すので、少量をちょこちょこ(40ミリを1.5時間おきなど) あげたりもしてみたのですが、それでも頻繁に戻しています。
 ・赤ちゃんにはよくあることだとは思うのですが、どの程度の量、回数の戻しであれば許容範囲で、どの程度だと心配なレベルでしょうか?
・縦抱きにしただけで大きなゲップとともに戻したりするので、その場合はあえてトントンしてまたゲップを出させようとしなくていいのでしょうか?
飲み終えた直後に自ら大きなゲップとともに戻したりした場合も、そのままさらにトントン背中を叩くとさらに戻してしまいそうな気がしてトントンしないか、しばらく動かずに抱いてからトントンしています。戻しやすい子の場合も無理にトントンした方がよいのでしょうか?
  ・寝かせるときに窒息の危険があるので 横向きにするといいと言いますが、右向きの方が消化に良いと聞いたので右を下にした方がよいのでしょうか?左を下でも問題ないのでしょうか?

2021/3/13 19:55

高塚あきこ

助産師
ayuさん、おはようございます。
ご質問ありがとうございます。
お子さんの吐き戻しについてですね。

タラーっと吐き戻すのは、溢乳と呼ばれています。まだ満腹中枢も未熟ですので、胃の許容量以上にたくさん飲みすぎて、口から溢れて出てきてしまっている状態です。生後2〜3ヶ月を過ぎると、徐々に満腹中枢も発達してきますので、次第にお子さんご自身で飲む量を調節できるようになってきますよ。様子をみていただいて問題ありませんよ。また、乳児の胃は、大人の形と異なり、とっくりのような形をしていますので、容易に吐き戻しをしやすい状態です。ミルクをたくさん飲んだ状態で横になったり、ゲップがうまく出ていなかったりすることで、吐き戻しをすることはよくあります。抱っこした際に、一時的に胃が圧迫されるようになったり、排便時などで一時的に腹圧がかかったりすると、たくさん吐き戻しをすることもよくありますよ。月齢が上がるにつれて、ミルクの飲み方が上手になり、空気を飲み込まないようになるので、ゲップなどの際に吐くことは少なくなると言われています。どのくらいの量や頻度かは、かなり個人差が大きいです。ですので、受診の目安が決まっているわけではないのですが、基本的には、吐いてもそのあとケロッとしていて、元気なご様子であれば、病気などのご心配はないように思いますよ。縦抱きになさっただけでゲップが出るのであれば、そこからまたゲップをさせなくてもいいですよ。ゲップが出ていれば、横にしていただいても構いません。お子さんは泣いたり、授乳をしたりするだけで、容易に空気を飲み込みますが、体勢が変わると、どうしても胃の中の空気が動くので、授乳とは異なるタイミングでゲップが出ることもありますし、授乳とは異なるタイミングで吐き戻しすることもありますよ。またもし、なかなかゲップが出なかった時には、バスタオルなどを丸めていただき、お子さんのお背中の下に入れてもらって、右下の横向きの姿勢で寝かせたり、タオルなどで少し頭の方を高くしていただくと、寝易くなることもあるかと思います。左下でもダメではありませんが、胃の形状からですと、右下の方が吐き戻しにくくなると思います。よろしければお試しくださいね。

2021/3/16 8:12

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