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指しゃぶりとおしゃぶりのメリット・デメリット

いーそ
『指しゃぶり』と『おしゃぶり』のメリット・デメリットを教えてください。

 生後3ヶ月になり指しゃぶりをはじめました。
 新型コロナウイルスが流行する中、衛生面を考えて『おしゃぶり』にした方が良いのか悩んでいます。

『指しゃぶり』による 歯並びやかみ合わせ、あごの発達への影響も気になっています。 
『おしゃぶり』は歯並びへの影響を考えた設計になっていて『指しゃぶり』よりは良いのでしょうか。

よろしくお願いします。

2021/2/20 20:32

高杉絵理

助産師
いーそさん、こんにちは。
ご質問ありがとうございます。
助産師の高杉です。

お子さんの指しゃぶりについてご心配なのですね。

月齢の低いお子さんは口に入れることで色々なものを確認します。何でもお口に入れるようになるとともに指しゃぶりを始めるお子さんも少なくありません。また、お口に入れることは食べることへの発達段階ともいわれています。 いーそさんのお子さんもしっかり成長発達している証拠だと思いますよ。

安心材料として、指しゃぶりをすることもありますが、他に興味が出てきたり、活動範囲が広がってくると自然と指しゃぶりをしなくなることが多いです。なので、歯並びや噛み合わせに影響を及ぼすことは少ないと思います。

また、おしゃぶりは必ずしも使用しないといけないものではありません。
しかし、寝かしつけなどで使用して役立っているという方もいらっしゃいますね。使用するかどうかはそれぞれの判断によるところが大きいですね。

ご参考にされてくださいね。

2021/2/23 16:58

いーそ

0歳4カ月
ご回答ありがとうございます。 

月齢が低い時期の指しゃぶりが歯並びへ影響する可能性は低いことが分かりました。
いつ以降の指しゃぶりは注意した方が良いでしょうか。 

 おしゃぶりのメリットとして寝かしつけに役立つことが分かりました。
デメリットも教えていただけますか。
具体的には以下のようなことが気になっています。
 ・歯並びへの影響はどうでしょうか。
・おしゃぶりがないと寝付けない等、癖になることはないですか。
・ おしゃぶりによって泣き止むことで呼吸器官の発達が遅れることはないですか。
・喃語の発声機会が奪われて言葉の発達に影響することはないですか。 

 他にメリット、デメリットがあれば教えていただけますと幸いです。

2021/2/23 20:41

高杉絵理

助産師
お返事ありがとうございます。
助産師の高杉です。

指しゃぶりを卒業するタイミングの目安として、3歳までは様子を見てあげて大丈夫といわれています。

ただし、3歳になった段階でずっと指しゃぶりを続けていて、かつ歯並びなど口の状態が気になったら、4歳になるまでの間にやめさせる方向にもっていくことができれば安心です。

歯並びやあごの状態に問題がなく、「機嫌が悪い時に指しゃぶりをするくせがある」「寝る前にぐずって少し指しゃぶりをしている時がある」程度なら、無理にやめさせる必要はありません。本人にとっても精神的に安定するためのしぐさなので、見守ってあげていいでしょう。

また、おしゃぶりに関しては、噛み合わせへの影響を考えると、乳歯の奥歯が生えてくる1歳半ごろから遅くとも2歳半ごろまでにやめることが望ましいといわれています。

また、乳頭混乱を起こして直接授乳が上手くいかなくなる可能性や口腔機能の発達や発語などのコミュニケーションへの影響が出ることもあります。

寝かしつけの際に癖になるという場合ももちろんあります。

おしゃぶりには赤ちゃんが落ち着く、子育てのストレスを減らせるなどのメリットもあります。頼りすぎない程度に、上手に利用するように心がけたいですね。

2021/2/26 15:30

いーそ

0歳4カ月
高杉さん、ご丁寧な回答ありがとうございます。大変参考になりました。 また質問する事がありましたら、どうぞよろしくお願いします。

2021/2/28 18:17

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