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夜泣きと背中スイッチ復活

えりなちか
こんにちは。
夜泣きが始まって2ヶ月がたちましたが、ここ最近は、抱っこのままか、添い乳からの添い寝ではないと寝続けてくれません。
寝付いたので、ベビー布団におろそうとするとまるで新生児期のように背中スイッチで泣いてしまいます。
泣いてすぐ抱っこするか、添い乳・添い寝をすると、安心したようにすぐにスヤスヤと眠ります。

添い寝で一緒に寝ることは危険だとわかってはいるのですが、ずっと抱っこのままよりはは楽なので、できれば添い寝で寝たいです。ベビー布団に降ろせない場合の、何か良い方法はありますか?

また、仰向けでベビー布団に降ろすと、すぐにうつぶせ寝をしてしまいます。
好んでうつぶせ寝になっているみたいで、仰向けに戻すと泣いて起きてしまいます。
幸い、ベビー布団は固めで、息子も器用に顔だけ横に向けて、反対側にも顔を向けることができます。
ただ、うつぶせ寝から仰向けに戻れないと思うので、できれば仰向けに寝かせたいのですが、起きてしまうので、このままうつ伏せで寝かせても大丈夫ですか?

2021/2/9 23:15

在本祐子

助産師
えりなちかさん、こんにちは。
ご質問ありがとうございます。
抱っこで寝る、添い寝で寝る、うつ伏せであれば寝るという状態で、ママさんも負担があったり、事故などが心配なんですね。
お気持ちよくわかりますよ。

お子さんがお昼寝したかなぁーと思い寝かしつけしてみると、すぐに泣き出してしまう事があるのですね。
また、お子さんがおっぱいを一生懸命と吸っている姿を愛おしく感じますね。その反面、寝かしつけにおっぱいが必ず必要になってきていて、お困りでしたね。

人間の赤ちゃんは1人では生きていくことができません。まだ自分に必要な栄養を確保できませんし、ママさんから離れることは危険と認識しているためか、生まれ持った本能があり、なるべく長時間守られていることを実感できる抱っこや添い乳を要求するのかと思います。安心感を求めているのだと思いますよ。

抱っこしていて、寝たかなーと思っても、実際に深い眠りに入るのはもう少し先だったりします。
寝たと認識してから、15-20分くらいは抱っこでお過ごしいただくのが、よいかもしれませんね。
明らかに深い眠りについてからのゴロンがお勧めです!

また、宮川助産師が動画で抱っこやゴロンの寝かしつけについて解説していますのでご覧になってみてくださいね!
https://m.youtube.com/playlist?list=PL5X6kc70Rx7DxGV2fIk7p6saPM54-l3Co

また、ママさんがご心配なように、少なからず就寝中には、添い寝などによる、大人が赤ちゃんの体を圧迫するという事故も報告されていますので、十分注意をしましょう。

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/161024kouhyou_1.pdf

ママさんが添い寝に御負担に感じなければ、いつかは自分からおっぱいを離れていく時が来ますので、今のスタイルでも構わないです。
とは言え、卒乳を待つと数年の授乳になることもあります。
それまでに負担が重なれば、その時点で断乳を選択しても構わないです。

今すでに習慣化しつつある授乳による寝かしつけを止めるのは、寝かしつけ断乳になりますので、おそらくしばらくは泣いたりすると思います。
ですが、ママさんがそれを希望しているならば、他の寝かしつけをトライしてみてもよいと思いますよ!

夜泣きに対してできる事がありますので、よかったらこちらの記事をご覧になってみてくださいね!
よろしくお願いします。

https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/957

https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/926


最後にうつ伏せ寝について、お話しさせていただきますね。

確かに、うつ伏せ寝による乳幼児突然死症候群のリスク回避のため、お子さんの寝かしつけには仰向けが推奨されています。


また月齢が進んできましたが、窒息事故はベットと壁に挟まれるなどもありますので、まだ気をつけておきましょう。



出来る限り仰向けに戻す方がよいですが、100%は難しいこともありますよね。


厚生労働省では、寝返りと寝返り返りの何もできるならば、夜間は仰向けに必ず戻さなくてもよいとしています。


厚生労働省のホームページを抜粋しますね。


乳幼児突然死症候群(SIDS)についてのQ&A        


質問1:赤ちゃんが睡眠中に寝返りをして、うつぶせ寝の姿勢になった場合は、赤ちゃんを再びあおむけ寝の姿勢に戻す必要がありますか?


回答1:寝返りは、赤ちゃんの成長にとって重要で自然な発達過程です。米国国立衛生研究所(および米国小児科学会)によると、赤ちゃんがあおむけからうつぶせと、うつぶせからあおむけのどちら側からでも自分で寝返りができるようになったら、あおむけ寝の姿勢に戻す必要はないとされています。SIDSのリスクを減らすために重要なのは、眠り始めるときにあおむけ寝の姿勢にしてあげることと、寝返りをした時に備えて赤ちゃんの周囲に柔らかな寝具を置かないようにすることです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000140459.html


長くなりました。
以上です。
よろしくお願いします。

2021/2/10 11:46

えりなちか

0歳6カ月
ご丁寧に回答していただき、ありがとうございました。
寝返りと寝返り返りは、起きてるときはコロンコロンと上手に出来ますが、睡眠中は怖くてすぐにこちらから仰向けに戻していました。
夜泣きもうつ伏せ寝も、すぐに対応するのではなく、数分間見守って見ようと思います。

加えて質問ですが、今月で生後7ヶ月になりますが、今の月齢で夜間もお腹が空いて起きることはあるのでしょうか?
添い乳での夜泣き対応をやめるために、お腹が空いているかの見極めも必要だと思いました。

息子は昼間の授乳間隔は母乳で3~4時間、離乳食は初期食2ヶ月目で、途中で食べる事に飽きなければ完食します。
成長曲線は真ん中くらいで、夜寝かしつける前にミルクを160ml飲みます。

2021/2/11 20:30

在本祐子

助産師
お返事ありがとうございます。
それはお子さんにもよります。お子さんによっては、1歳くらいまで補食の意味でミルクを夜間飲む子もいます。
判断が難しいですが、少なくとも栄養不足でマストな印象はありませんので、ご様子を見て判断していきましょうね!

2021/2/12 7:31

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