夜中のミルク

ゆか。さん、こんばんは。
ご質問ありがとうございます。
夜間授乳についてですね。

お答えが遅くなってしまいまして申し訳ありません。
お子さんの体重増加はいかがでしょうか？お子さんによって、ミルクの吸収率は異なりますし、たくさん飲んでいても、体重が急増してしまったりすることがなければ、3時間おきに授乳をなさっても、今のお子さんとしては必要量なのかもしれません。また、離乳食が進んでくれば、授乳が減ってくることはよくありますよ。ですが、ママさんとしては、夜中も3時間おきに授乳なるのはしんどいですよね。今はおっしゃるように、夜泣きの時期にもなります。夜泣きは、乳児期に起こる脳の発達過程によるものなので、すぐに改善されるということはなかなか難しいかと思います。おおよそ生後６ヶ月～１歳半の時期に多くみられ、日中に受けた刺激や情報を、寝ている間に脳で整理する、成長の重要な過程と言われています。夜泣きといっても、必ずしも泣くお子さんばかりではなく、脳が活発に働く際に覚醒してしまったり、機嫌よく遊び始めてしまうお子さんもいらっしゃいます。また、今はまだ言葉を発することができないので、寝言を言う際にも泣くという手段になりますし、お腹が空いた時はもちろん、ママさんがどこにいるかわからなくて不安になった時にも泣くことになります。個人差もありますが、ママさんのお腹の中にいた時と似た環境にすると安心すると言われています。添い寝をするだけでも、ママさんの心臓の音や呼吸、匂いを近くに感じることができ、比較的長く寝てくれることもありますよ。添い寝をなさるのは、ママさんの身体が楽なこともありますので、細切れ睡眠になってしまう時期には、ご負担が軽減されるかもしれませんね。また、ミルクを飲ませればスムーズに寝てくれるのであれば、今はその対応で構いませんよ。ミルクを飲めば落ち着くということでしたら、やはりお子さんはお腹が空いて起きてしまうことも多いのかもしれませんね。また、お子さんの成長とともに体力がついてきて、今までと同じ運動量や活動量では、なかなか眠れないということもあるのかもしれませんね。今はなかなかお出かけしにくい時期ですが、お家の中でもうつ伏せ遊びの時間を少し取り入れていただいたり、手遊びをしていただくなど、お家の中でも身体を使った遊びを取り入れていただくと良いかもしれませんね。また、気分転換にお散歩などに行かれるのもいいと思いますよ。日中は活動的に過ごすことで、昼夜のメリハリがついた生活になり、疲れて夜よく寝てくれるようになることもありますので、よろしければお試しくださいね。