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拾い食いをします。

まみこ
11ヶ月あたりから、床やカーペットに落ちている毛玉や糸くずを拾い食いしようとします。
掃除をしていても、カーペットを剥がして毛玉を摘んで大きい毛玉をこさえてみたり、ソファの隙間をいじいじしてみたりします。
大きい毛玉だったり、玉ねぎの皮など口に入れた時は口を開けてとりだすこともあるのですが、食べてしまうのと母の指を口に入れるのは指の方が不衛生なのでは不安になったりもします。
おしゃぶりを買って咥えさせたりもしましたが、ごみを見つけるとわざわざおしゃぶりを外して口に入れます。
いつか治まると思っていても、いつまでずっと目を離さずにいれば良いのか、取り出す時も嫌がって泣くのも可哀想で辛いです。

また同じ頃から後追いが激しくなって、私がベビーゲートから外に出ると泣きます。離乳食の準備をするのにも台所に立つとベビーゲートから泣きます。声をかけても姿が見えていても泣いてしまうので、時々台所で歩き回らせています。
一緒の場所にいるとご機嫌にひとりで遊んでくれるのですが、拾い食いや引き出しをひっぱってみたりするので、離乳食作りも夕食作り中も目が離せません。
拾い食いの良い対策や口に入れた時の対処、また後追いとの付き合い方をアドバイスいただきたいです。

2021/2/3 10:31

高塚あきこ

助産師
まみこさん、おはようございます。
ご質問ありがとうございます。
お子さんが何でもお口に入れてしまうことがお悩みなのですね。

お子さんの場合には、食べていいもの、食べてはいけないものの区別がまだできません。お口は第2の手とも言われるほど、様々なものの感触や硬さ、性状などをお口でも認識していきます。これは、お子さんの本能であり、成長の重要な段階と言われていますよ。ですが、ママさんとしては、身の回りのあらゆるものを口にされるのを見て、ヒヤッとされたり、ご心配なお気持ちになりますよね。なかなかこの時期に、お子さんの行動を止めるということはなかなか出来ませんので、お子さんの身の回りに、誤飲してはいけないものを置かないということが大切になります。おおよそ2歳くらいまでは、何でも口に入れるというお子さんが多く、乳幼児の誤飲事故の件数も、2歳までが特に多いと言われていますよ。ずっとお子さんの様子を監視していることも、難しいとは思いますが、少なくとも、お家の中では、お子さんがお口にされてはいけないものは、お子さんの手の届かない場所に置かれるのがいいかと思います。糸くずなどは、もし食べてしまったとしても、そのうちウンチに排出されますし、それほど健康に影響がない場合が多いですが、よく耳にする、タバコや薬、電池などは、万が一誤飲すると、生命に関わる可能性もあります。なかなか目が離せずに、大変な時期ですが、お子さんの行動を止めることが難しいので、お子さんの身の回りの環境を整えてみていただくといいかと思いますよ。また、糸くずなどをお口に入れてしまって、出してあげられる時には出してあげた方がいいと思います。その際に、食べていいものと食べてはいけないものをその都度教えてあげると、すぐには分からなくても、次第にお子さんは理解してきますよ。
また、後追いについてですが、後追いをするお子さんは、ママさんへの執着がとても強いと言われています。ですが、その分、ママさんのことを絶対的に信頼しているという証拠でもあります。お子さんにとっては、ママさんのいらっしゃる世界が全てになるためです。成長とともに、記憶力が発達すると、一時的に目の前からママさんがいなくなってしまっても、ママさんが戻ってくるということを学んでいきます。そのため1歳半頃までに落ち着くことがほとんどと言われますよ。とは言いつつ、毎日のことで、家事をしたり、どうしても手が離せないこともありますよね。もし、見守れる範囲であれば、やってくださっているように、お子さんに自由に動いてもらってもいいですよ。おそらく、後追いの時期のお子さんは、ママさんの見える範囲しか動くことはないと思いますので、声をかけながらチラチラとご様子を見てあげてくださいね。また、どうしても離れなければならない時や、危ない時などは、どうしても泣かせてしまうことは多くなるかと思います。ですが、状況に応じて臨機応変に対応していただければそれでいいですよ。ママさんが可能な範囲の対応で構いませんし、一時的なものと割り切って、ママさんも上手に気分転換やご自分の時間も確保なさりながら、のんびりと育児なさってくださいね。

2021/2/5 8:27

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