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搾乳での混合栄養に限界を感じています
ミツコ
生後5ヶ月後半の息子がいます。生後すぐにNICUに入り、自分も帝王切開だったため母乳栄養のスタートにつまづいてしまいました。産後の入院中は、息子の乳首を吸う力が弱くて直母が上手くいかず、母乳相談室の哺乳瓶を使用して搾乳した母乳とミルクを混合して与えていました。何度か母乳外来に行ったり、自宅に戻ってからも直母を練習しましたが上手くいかず、結局搾母乳を哺乳瓶に移して与え、不足分をミルクで補うという形に落ち着き現在に至ります。しかし、母乳が沢山出る体質ではなく、また、直母をしていないことで母乳分泌が減っていくということも知り、1日のうち9~10回、息子が寝た時を見計らって10~20分かけて必死に搾乳し、1日あたり約300ml程度母乳を与えることを目標にしてきました。しかし、悲しいことに息子はミルクの方が飲みが良く、母乳だとあまり進まず授乳に時間がかかることが多いのです。SIDS予防のためにもできるだけ母乳で育てようと必死になっていますが、搾乳に囚われすぎて、母乳を残す息子にイライラしたり、そんな自分に対して自己嫌悪になり涙したり、メンタルが崩壊しています。今後離乳食を始めるにあたり、搾乳を減らして食事作りや息子と向き合うための時間を多くしたいと考えていますが、『混合栄養』の定義として母乳は何ml以上与えた方が良い、とか、SIDS予防のための母乳栄養の『できるだけ』とは何ml以上なのか、自分でも頭がおかしいと思うのですがとても気になってしまいます。そんな自分は完ミ育ちで、病気ひとつしないで育ってきたので、ミルクだってじゅうぶん良いものだということは身をもって分かっているのですが、いざ母乳が出るとなると、もっともっと、と欲深くなってしまいます。
2021/1/23 8:09
ミツコさん、こんばんは。
先程のご質問に引き続きお答えしていきますね。
数日の早産とは言え、NICUに入院なされたりして大変だったのですね。それに伴い、搾乳を頑張ってきたのですね。頑張ってこられましたね。
色々とお調べになられている様に、母乳育児にはたくさんのメリットがあります。
免疫のことや乳幼児突然死の発生リスクを下げることなどが言われていますね。
そのため、搾乳を頑張ってこられたんですよね。
お子さんの寝たタイミングやちょっとした合間でも搾乳をなさるのはとても大変でしたね。
混合栄養とは言え、ちゃんと母乳の恩恵は赤ちゃんに伝わっていると思いますよ。
ママさんのご質問にお答えしていきますね。
▶︎『混合栄養』の定義として母乳は何ml以上与えた方が良いのか?
▷定義としては、母乳を1日10mlでもあげていれば、混合栄養です。
母乳をどの程度あげなくてはならないかの、厳密な決まりはありません。
▶︎SIDS予防のための母乳栄養の『できるだけ』とは何ml以上なのか?
▷ご不安なお気持ちになるのはよくわかりますが、これは様々な説があります。
そのため、どの説が正しいのか分かっていません。
ですが、ある説では、母乳の成分が乳幼児突然死を予防すると言う概念ではなく、母乳育児の方が満腹を感じる時間のスパンが短く、ちょこちょこ目覚めることが、突然死を防ぐのではないかと言うものです。
どうしてもミルクの方が腹持ちがよく、たくさん飲む傾向があり、深い睡眠に入るとされるためです。
乳幼児突然死と深い睡眠に関連があるのでは?と考えられていますよ。
また、諸説ありますが、厚着を避ける、体動を妨げる様なきつい布団、厚い毛布や重たい布団、うつ伏せ寝などを避けることも大事です。
これらも深い睡眠に入りやすく、体温も上昇し呼吸が浅くなりやすいのではないか、などとも指摘されています。
まだまだ原因がハッキリしていないため、不安もありますが母乳育児だけに着眼する必要はありませんよ。
▶︎自分でも頭がおかしいと思うのですがとても気になってしまいます。
▷そうですね。
大事な赤ちゃんを育てているのですから、当然不安は山ほどあって自然ですよ!
頑張っていらっしゃる方であればあるほど、育児にイライラしたり、ご自身を責めてしまいがちです。
お子さんに対して抱く期待と、その期待に沿った行動をしてくれない時、それらの理想と実際との間が開けば開くほど、イライラしてしまいますよね。
これはママさんに限った事ではありませんよ。皆さん多かれ少なかれイライラしていると思います。
母親だって人間ですから、自分の気持ちをコントロールするのが難しい時や著しくネガティブな感情を抱く事があり自然です。
ましてや、赤ちゃんを24時間相手にしているのですから、お子さんの安全に気をつけて、成長させるためのお世話をしているだけでも十分頑張っていますよ。
楽しいだけの育児ではありません。
楽しさを感じる余裕がなくても、ママさんが、少しでも楽に笑っていられる育児や家事など抜けるところは手を抜いて、助けてもらうところは助けを求めてなど、無理のない選択をなされてよいと思います。
先程のご質問に引き続きお答えしていきますね。
数日の早産とは言え、NICUに入院なされたりして大変だったのですね。それに伴い、搾乳を頑張ってきたのですね。頑張ってこられましたね。
色々とお調べになられている様に、母乳育児にはたくさんのメリットがあります。
免疫のことや乳幼児突然死の発生リスクを下げることなどが言われていますね。
そのため、搾乳を頑張ってこられたんですよね。
お子さんの寝たタイミングやちょっとした合間でも搾乳をなさるのはとても大変でしたね。
混合栄養とは言え、ちゃんと母乳の恩恵は赤ちゃんに伝わっていると思いますよ。
ママさんのご質問にお答えしていきますね。
▶︎『混合栄養』の定義として母乳は何ml以上与えた方が良いのか?
▷定義としては、母乳を1日10mlでもあげていれば、混合栄養です。
母乳をどの程度あげなくてはならないかの、厳密な決まりはありません。
▶︎SIDS予防のための母乳栄養の『できるだけ』とは何ml以上なのか?
▷ご不安なお気持ちになるのはよくわかりますが、これは様々な説があります。
そのため、どの説が正しいのか分かっていません。
ですが、ある説では、母乳の成分が乳幼児突然死を予防すると言う概念ではなく、母乳育児の方が満腹を感じる時間のスパンが短く、ちょこちょこ目覚めることが、突然死を防ぐのではないかと言うものです。
どうしてもミルクの方が腹持ちがよく、たくさん飲む傾向があり、深い睡眠に入るとされるためです。
乳幼児突然死と深い睡眠に関連があるのでは?と考えられていますよ。
また、諸説ありますが、厚着を避ける、体動を妨げる様なきつい布団、厚い毛布や重たい布団、うつ伏せ寝などを避けることも大事です。
これらも深い睡眠に入りやすく、体温も上昇し呼吸が浅くなりやすいのではないか、などとも指摘されています。
まだまだ原因がハッキリしていないため、不安もありますが母乳育児だけに着眼する必要はありませんよ。
▶︎自分でも頭がおかしいと思うのですがとても気になってしまいます。
▷そうですね。
大事な赤ちゃんを育てているのですから、当然不安は山ほどあって自然ですよ!
頑張っていらっしゃる方であればあるほど、育児にイライラしたり、ご自身を責めてしまいがちです。
お子さんに対して抱く期待と、その期待に沿った行動をしてくれない時、それらの理想と実際との間が開けば開くほど、イライラしてしまいますよね。
これはママさんに限った事ではありませんよ。皆さん多かれ少なかれイライラしていると思います。
母親だって人間ですから、自分の気持ちをコントロールするのが難しい時や著しくネガティブな感情を抱く事があり自然です。
ましてや、赤ちゃんを24時間相手にしているのですから、お子さんの安全に気をつけて、成長させるためのお世話をしているだけでも十分頑張っていますよ。
楽しいだけの育児ではありません。
楽しさを感じる余裕がなくても、ママさんが、少しでも楽に笑っていられる育児や家事など抜けるところは手を抜いて、助けてもらうところは助けを求めてなど、無理のない選択をなされてよいと思います。
2021/1/23 23:29
ミツコ
0歳5カ月
ご回答ありがとうございます。
毎日、母乳をできるだけ沢山搾乳しなければ、沢山与えなければ、と張りつめていたのが、心が少し軽くなった気がします。私がちゃんとしなければ、私のせいで息子に何かあったらどうしよう、といつも不安でしたが、自分が笑って、楽しんで子育てできるような心のゆとりを持てるようにしたいと思います。本当にありがとうございます。
毎日、母乳をできるだけ沢山搾乳しなければ、沢山与えなければ、と張りつめていたのが、心が少し軽くなった気がします。私がちゃんとしなければ、私のせいで息子に何かあったらどうしよう、といつも不安でしたが、自分が笑って、楽しんで子育てできるような心のゆとりを持てるようにしたいと思います。本当にありがとうございます。
2021/1/24 5:40
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