クアトロ検査の結果

まいちゃんさん、こんにちは。
ご質問ありがとうございます。
助産師の高杉です。
お返事が遅くなりすみません。

クアトロ検査の結果を受けてとてもご不安なお気持ちだと思います。なかなか気持ちの整理ができませんよね。お気持ちはとてもよくわかりますよ。

検査結果は先生が仰っているように確率の問題です。なので必ずしもダウン症であるというわけではありません。
ダウン症児の場合、半数が心疾患を患っているといわれているので胎児の間にわかることもあればわからないこともあります。頭が大きかったり、手足が短いなどの特徴がお腹にいる時にわかることもありますが、これも個人差があるので産まれてみないとわからないこともありますね。

検査をせずに、胎児の時に何も指摘されていなくても産まれてからダウン症だとわかることもあります。
なので、検査を受けても受けていなくても可能性としてはみなさんにありますよね。

ダウン症のお子さんの幸福度はとても高いといわれています。とても幸せだと感じて暮らしている方たちが多いようです。

人の幸せは他人には決められないですよね。周りからみたら大変そうに感じていても、本人や家族が幸せだと感じていらっしゃる方たちは多いです。

しかし、障がいを持って産まれてくるお子さんを最初から何の迷いもなく受け入れられるご家族は多くはないと思います。私が同じ立場でもたくさん悩みますし、不安も感じると思います。

ダウン症に限らず、無事に元気に産まれてこれるか、産まれたあとも元気に育っていけるか、子どもを授かった時から不安は尽きません。
しかし、ママとパパを選んでやってきてくれたかけがえのない命を信じることも親としてできることのひとつなのかなと思います。

まいちゃんさんの赤ちゃんが必ずしもダウン症であるというわけではありません。しかし、不安なお気持ちは拭えないのも事実ですよね。これからどういう風に赤ちゃんと向き合っていくのかパパとも話し合っていけるといいなと思います。