閲覧数:311
揺さぶられっこ症候群について
ままぷ
おはようございます。
生後2ヶ月の娘の母です。
先日、泣きすぎによって、大量嘔吐してしまい、それ以降少しでも泣くと吐くのではないかと怖くなり、泣き止まないと焦ってしまうようになりました。
次の日もギャン泣きし、何をしても泣き止まず、パニックになってしまいました。背中を強めに、連打するように高速でトントンしてしまい、大声で「お願いだから泣き止んでよ」と言ってしまいました。(首は支えていましたが、頭が揺れていました。)
やってしまった後に後悔し、揺さぶられっこ症候群や叱られると脳が萎縮すると見て、不安で仕方がありません。
揺さぶられっこ症候群が怖いので病院に連れて行くか迷っています。
生後2ヶ月の娘の母です。
先日、泣きすぎによって、大量嘔吐してしまい、それ以降少しでも泣くと吐くのではないかと怖くなり、泣き止まないと焦ってしまうようになりました。
次の日もギャン泣きし、何をしても泣き止まず、パニックになってしまいました。背中を強めに、連打するように高速でトントンしてしまい、大声で「お願いだから泣き止んでよ」と言ってしまいました。(首は支えていましたが、頭が揺れていました。)
やってしまった後に後悔し、揺さぶられっこ症候群や叱られると脳が萎縮すると見て、不安で仕方がありません。
揺さぶられっこ症候群が怖いので病院に連れて行くか迷っています。
2025/10/25 8:03
ままぷさん、こんにちは。
ご相談くださりありがとうございます。
お話しのエピソードを直接は拝見していませんが、育児中には非常によくある状態かと思いますので、まずはご安心くださいね、この状態だけで揺さぶられ症候群になっているとなりますと、赤ちゃんの大半が患うことになってしまうと思います。
ですが、お子さんのあやし方や抱っこの仕方による、首や頭部の揺れについてご不安なお気持ちになられるのは大変よくわかりますし、どの程度、どのようなタイミングで、赤ちゃんに危害が加えられると発症するのかわかりにくい部分が、確かにあるとは思います。
日本小児科学会のホームページより、保護者の方向けの文書がありますので一部抜粋してお伝えしますね。
以下 日本小児科学会発行媒体より
乳幼児揺さぶられ症候群というのは、まわりから見れば「あんなことをしたら、子どもが危険だ」と誰もが思うほどに激しく、 乳幼児が揺さぶられたときに起こる重症の頭部損傷です。
赤ちゃんというのは頭が重たくて頚の筋肉が弱いので、揺さぶられたときに頭を自分の力で支えることができません。
その結果、速く強く揺さぶられると、頭蓋骨の内側に脳が何度も打ち付けられて、 赤ちゃんの脳は損傷を受けるのです。これだけでも、重大な脳損 傷を起こす危険性がありますが、揺さぶられて具合の悪くなった 赤ちゃんを見て驚いた養育者が赤ちゃんを放り出したりすれば、 頭部はさらに大きな衝撃を受けてしまいます。
こうして、命を落とす乳幼児がいるのも事実です。また乳幼児揺さぶられ症候群の結果、命が助かっても次のような症状を起こすこともあります。
・脳の周りの出血(硬膜下血腫など)や脳の中の出血
・失明、視力障害
・言葉の遅れ、学習の障害
・後遺症としてのけいれん発作
・脳損傷、知的障害
・脳性麻痺
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/070815_shaken.pdf
またこれらはすぐに出なくて年単位で経過してから症状が発生する場合もあるようです。
ただし、明らかな揺さぶられエピソードがなければ証明するのも難しいとされています。
何れにせよ、ポイントは、『誰が見ても故意的に揺さぶる様な状態でなければ、揺さぶられ症候群は発症しない』と言うことです。
今回のご相談の動作は心配なさそうです。
またよく質問されますが、首が座る前に、首がガクンとしてしまった、車やベビーカーでの振動程度の揺れは、心配なさらくてもよいとする見解が一般的です。
つまり、抱っこする時、お子さんの姿勢を変える時、ゲップにまつわる動作や揺ら揺らとあやす、安定した体遊びなど常識的な範囲に関しては、いわゆる赤ちゃんの日常生活動作ですので、これで頭部に損傷が加わる事はありませんので、どうぞご安心くださいね。
厚生労働省でも揺さぶられ症候群の啓発活動をしています。
赤ちゃんが泣き止まない時の対処も含めてこちらの動画が参考になるかもしれません。
よかったら併せてご覧になってみてくださいね。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000030718.html
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000030731.pdf
ご相談くださりありがとうございます。
お話しのエピソードを直接は拝見していませんが、育児中には非常によくある状態かと思いますので、まずはご安心くださいね、この状態だけで揺さぶられ症候群になっているとなりますと、赤ちゃんの大半が患うことになってしまうと思います。
ですが、お子さんのあやし方や抱っこの仕方による、首や頭部の揺れについてご不安なお気持ちになられるのは大変よくわかりますし、どの程度、どのようなタイミングで、赤ちゃんに危害が加えられると発症するのかわかりにくい部分が、確かにあるとは思います。
日本小児科学会のホームページより、保護者の方向けの文書がありますので一部抜粋してお伝えしますね。
以下 日本小児科学会発行媒体より
乳幼児揺さぶられ症候群というのは、まわりから見れば「あんなことをしたら、子どもが危険だ」と誰もが思うほどに激しく、 乳幼児が揺さぶられたときに起こる重症の頭部損傷です。
赤ちゃんというのは頭が重たくて頚の筋肉が弱いので、揺さぶられたときに頭を自分の力で支えることができません。
その結果、速く強く揺さぶられると、頭蓋骨の内側に脳が何度も打ち付けられて、 赤ちゃんの脳は損傷を受けるのです。これだけでも、重大な脳損 傷を起こす危険性がありますが、揺さぶられて具合の悪くなった 赤ちゃんを見て驚いた養育者が赤ちゃんを放り出したりすれば、 頭部はさらに大きな衝撃を受けてしまいます。
こうして、命を落とす乳幼児がいるのも事実です。また乳幼児揺さぶられ症候群の結果、命が助かっても次のような症状を起こすこともあります。
・脳の周りの出血(硬膜下血腫など)や脳の中の出血
・失明、視力障害
・言葉の遅れ、学習の障害
・後遺症としてのけいれん発作
・脳損傷、知的障害
・脳性麻痺
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/070815_shaken.pdf
またこれらはすぐに出なくて年単位で経過してから症状が発生する場合もあるようです。
ただし、明らかな揺さぶられエピソードがなければ証明するのも難しいとされています。
何れにせよ、ポイントは、『誰が見ても故意的に揺さぶる様な状態でなければ、揺さぶられ症候群は発症しない』と言うことです。
今回のご相談の動作は心配なさそうです。
またよく質問されますが、首が座る前に、首がガクンとしてしまった、車やベビーカーでの振動程度の揺れは、心配なさらくてもよいとする見解が一般的です。
つまり、抱っこする時、お子さんの姿勢を変える時、ゲップにまつわる動作や揺ら揺らとあやす、安定した体遊びなど常識的な範囲に関しては、いわゆる赤ちゃんの日常生活動作ですので、これで頭部に損傷が加わる事はありませんので、どうぞご安心くださいね。
厚生労働省でも揺さぶられ症候群の啓発活動をしています。
赤ちゃんが泣き止まない時の対処も含めてこちらの動画が参考になるかもしれません。
よかったら併せてご覧になってみてくださいね。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000030718.html
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000030731.pdf
2025/10/26 16:25
ままぷ
0歳3カ月
心配だったので安心しました。ありがとうございました。
2025/11/13 18:07
相談はこちら
0歳2カ月の注目相談
0歳3カ月の注目相談
赤ちゃんの病気・ケガの注目相談
相談はこちら