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噛み癖について
あーちゃん
もうすぐ1歳9ヶ月になる息子なんですが最近、家族を噛んでくるんですが、どうやったら噛み癖を治すことができますか?
このままだと友達とかにも噛みそうで心配です
このままだと友達とかにも噛みそうで心配です
2025/10/13 7:46
あーちゃんさん、ご相談ありがとうございます。
助産師の市川です。
お子さんがご家族を噛むのですね。
あーちゃんさんの息子さんくらいの年齢で噛んでしまうことは、よくあることですが、確かに放っておくとお友達にも影響が出そうで心配になりますね。
残念ながらすぐに噛み癖をやめられる子はまれで、数週間〜数ヶ月かけて減っていくのが普通です。
なので、ご心配な気持ちは分かりますが、3歳くらいにはほとんどのお子さんの噛み癖はなくなりますので、気長に息子さんの噛み癖の改善に取り組んで下さいね。
また、今は噛むのはご家族だけということですね。
これはお子さんが何をやっても自分のことを受け止めてくれる人たちだと認識しているからこその行動だと思います。
今までのお子さんとの関わりでしっかりと信頼関係を築けているという自信を持って下さいね。
具体的な対処法をいくつかお伝えします。
まずはお子さんがなぜ、どんな時に噛むのかを観察してみて下さい。
1歳代で噛むのは、ほとんどが感情のコントロールと言葉の発達がまだ未熟のためということが多いです。
主な理由としては
1.自分の気持ちをうまく言葉で伝えられない
特に、「嫌だ!」「(おもちゃなどを)貸したくない!」「もっと遊びたい!」「やりたくない!」など嫌な気持ちを表現できない時や何かを訴えたい時にとっさに噛むという行動に出ます。
2.噛んだ相手のリアクションを楽しんでいる
噛んだ時の大人の反応が面白い!と思うお子さんもいます。お子さんの今の年齢では、噛まれると痛いという因果関係は分からないので、噛んだら相手が大声を出した、びっくりして飛び上がったなどの行動を楽しい遊びのように勘違いしてしまうことがあります。
3.かまってほしい・注目されたい
大人を噛むことでみんなが自分に注目した、などの経験をすると繰り返して噛むことがあります。
お子さんがどんな時に噛むことが多いかが分かったら、それに合わせて対処法を考えていきましょう。
噛む理由が1.の場合なら、お子さんのその時の気持ちを代弁してあげることで落ち着いてくることもあります。
「〇〇が嫌だったんだね」「〇〇したかったのかな」などと噛む前のお子さんがどんな気持ちだったかを推測して代弁してあげてください。
これは「噛む→気持ちを言葉で伝える」に置き換える練習になります。
2.の場合は、噛まれても大げさな反応や怒ったりすることは避けましょう。大人のリアクションが大きいほど「楽しい!」「面白い!」と思ってしまいます。
3.の場合も2.の時と同様にリアクションをせず、淡々とした行動を心がけてくだい。また、体調不良や環境の変化などのストレスで「甘えたい」「かまってほしい」という思いが生じて噛んでいることもあるので、お子さんが普段と変わりないか、様子を確認することも大切です。
そして、どの理由であっても噛まれたらすぐに「噛んだら痛い。噛まないよ。」「痛い。ママ嫌。」など短く、静かに、真剣な表情でお子さんに伝えて下さい。
噛まれることが続くと、「何回も言っているのに!」とついカッとしてしまうこともあると思います。
しかし、大人が感情的に怒ると子どもに残るのは「恐怖」だけです。
怒りの感情が湧いてきたら、まずは深呼吸して、冷静に伝えられるようにしてくださいね。
また、噛んだあとは数秒でもお子さんと距離を取るのもひとつの方法です。
「ママ、痛かったから、少し離れるね」と言って一度その場から離れて、その後「仲直りしよう」と関係を回復することで「自分が悪いことをした」という理解につながっていきますよ。
と言ってもお子さんの年齢では、噛みつきたくなった時に前回言われたことを思い出して自制するのはまだまだ難しいです。
なので、時間をかけて繰り返し根気よくお子さんに伝えていくしかありません。
また、噛む癖がある時はまわりの大人が「特別警戒期間」を捉えて、噛む前に止めるのがもっとも現実的な対処方法かもしれません。
少しでも参考になれば幸いです。
助産師の市川です。
お子さんがご家族を噛むのですね。
あーちゃんさんの息子さんくらいの年齢で噛んでしまうことは、よくあることですが、確かに放っておくとお友達にも影響が出そうで心配になりますね。
残念ながらすぐに噛み癖をやめられる子はまれで、数週間〜数ヶ月かけて減っていくのが普通です。
なので、ご心配な気持ちは分かりますが、3歳くらいにはほとんどのお子さんの噛み癖はなくなりますので、気長に息子さんの噛み癖の改善に取り組んで下さいね。
また、今は噛むのはご家族だけということですね。
これはお子さんが何をやっても自分のことを受け止めてくれる人たちだと認識しているからこその行動だと思います。
今までのお子さんとの関わりでしっかりと信頼関係を築けているという自信を持って下さいね。
具体的な対処法をいくつかお伝えします。
まずはお子さんがなぜ、どんな時に噛むのかを観察してみて下さい。
1歳代で噛むのは、ほとんどが感情のコントロールと言葉の発達がまだ未熟のためということが多いです。
主な理由としては
1.自分の気持ちをうまく言葉で伝えられない
特に、「嫌だ!」「(おもちゃなどを)貸したくない!」「もっと遊びたい!」「やりたくない!」など嫌な気持ちを表現できない時や何かを訴えたい時にとっさに噛むという行動に出ます。
2.噛んだ相手のリアクションを楽しんでいる
噛んだ時の大人の反応が面白い!と思うお子さんもいます。お子さんの今の年齢では、噛まれると痛いという因果関係は分からないので、噛んだら相手が大声を出した、びっくりして飛び上がったなどの行動を楽しい遊びのように勘違いしてしまうことがあります。
3.かまってほしい・注目されたい
大人を噛むことでみんなが自分に注目した、などの経験をすると繰り返して噛むことがあります。
お子さんがどんな時に噛むことが多いかが分かったら、それに合わせて対処法を考えていきましょう。
噛む理由が1.の場合なら、お子さんのその時の気持ちを代弁してあげることで落ち着いてくることもあります。
「〇〇が嫌だったんだね」「〇〇したかったのかな」などと噛む前のお子さんがどんな気持ちだったかを推測して代弁してあげてください。
これは「噛む→気持ちを言葉で伝える」に置き換える練習になります。
2.の場合は、噛まれても大げさな反応や怒ったりすることは避けましょう。大人のリアクションが大きいほど「楽しい!」「面白い!」と思ってしまいます。
3.の場合も2.の時と同様にリアクションをせず、淡々とした行動を心がけてくだい。また、体調不良や環境の変化などのストレスで「甘えたい」「かまってほしい」という思いが生じて噛んでいることもあるので、お子さんが普段と変わりないか、様子を確認することも大切です。
そして、どの理由であっても噛まれたらすぐに「噛んだら痛い。噛まないよ。」「痛い。ママ嫌。」など短く、静かに、真剣な表情でお子さんに伝えて下さい。
噛まれることが続くと、「何回も言っているのに!」とついカッとしてしまうこともあると思います。
しかし、大人が感情的に怒ると子どもに残るのは「恐怖」だけです。
怒りの感情が湧いてきたら、まずは深呼吸して、冷静に伝えられるようにしてくださいね。
また、噛んだあとは数秒でもお子さんと距離を取るのもひとつの方法です。
「ママ、痛かったから、少し離れるね」と言って一度その場から離れて、その後「仲直りしよう」と関係を回復することで「自分が悪いことをした」という理解につながっていきますよ。
と言ってもお子さんの年齢では、噛みつきたくなった時に前回言われたことを思い出して自制するのはまだまだ難しいです。
なので、時間をかけて繰り返し根気よくお子さんに伝えていくしかありません。
また、噛む癖がある時はまわりの大人が「特別警戒期間」を捉えて、噛む前に止めるのがもっとも現実的な対処方法かもしれません。
少しでも参考になれば幸いです。
2025/10/16 12:13
あーちゃん
1歳9カ月
ありがとうございます!参考にさせていただきます
2025/10/18 9:16
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