ミルクと母乳の総量について

tipiさん、お待たせしました。ご相談を承ります。
母乳とミルクの授乳量が伸びず、体重の増加が緩やかなことが気になるのですね。

発達曲線内で推移していることを確認できていますね。寝返りをして運動量が増えていることにも気が付いておられます。息子さんの健康という面では問題はないと私は思いました。5か月頃には身軽でいたいのか、哺乳量や体重があまり増えないお子さまはおられます。tipiさんの息子さんと同じようにあまり飲まなくてと、親を悩ませていても、それなりに曲線に沿って増えていき、離乳食を食べるようになったお子さまは少なくないと思います。

1日の哺乳量、最低でも600を維持できているご様子ですし、700飲めることもあるのですね。飲ませていないわけではなく、息子さんがもっと飲むと決めるまでは増やしにくいかなと思います。
目安量よりは少ないですが、機嫌よく過ごし、運動もでき、排泄もあるようなら、このままでよいと私は思います。見守っていいのではないでしょうか。

哺乳瓶で10⁻15分程度で飲み終えられるように、乳首のサイズは調整したいです。懇意にしている助産師さんは二人のこれまでの授乳をよく知っている方ですね。その方の助言はお二人へのより具体的なものだと思います。気になるようなら、Mにするのはどうかと一緒に考えることもできます。
またミルクを変えることで飲むかどうか、それは息子さんの好みなのでわかりません。お試しで異なるミルクにしてみる工夫はできると思いました。

胃袋を育てるという視点もあります。遊びやお出かけで気を紛らわせて授乳間隔を開けると1回の授乳量が増えて、胃袋を大きくすることにつながります。すると飲める量が増えてくることもありますよ。ちょこちょこと飲みたがる性格のお子さまもいます。誰でも授乳間隔を開けるのがよいというわけではなく、あくまでも息子さんとtipiさんが一緒に作っていくのが授乳です。

そろそろ離乳食も視野に入れる月齢ですね。哺乳だけでなく、これからは離乳食からも栄養を摂ることになります。目の前の元気な姿を信頼して、安心して、息子さんの栄養と成長の支援をし続けてあげてほしいと思いました。
夜間の授乳も、頑張ってやめたのですね。再開しなくていいんですよ。無理していいことはほとんどありません。このまま、夜間は寝られるご家族でいてもよいですね。

少しでも参考になりましたら幸いです。
ご相談をありがとうございました。