エコーについて

あきさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
お子さんのエコーについてご心配なのですね。

一般的に胎児エコーでむくみが指摘されるのは、妊娠11週0日〜13週6日ころの赤ちゃんの首や頭の後ろにある、超音波で黒く見える部分のことを指すことがほとんどと思います。皮下にリンパ液が溜まっている部分で、赤ちゃんのリンパ管が発達していくにつれ、薄くなっていきます。日本では、この首の後ろの部分の厚さが約3㎜以上あると「むくんでいる」と表現され、ダウン症候群の可能性が高いと説明されることがしばしばあります。実際にエコーの様子を拝見していませんので、はっきりとは明言できませんが、おそらく該当の週数にある妊婦さんの場合には、医師は赤ちゃんの首の後ろのむくみについては、必ず診ていると思いますよ。どのような手技なのかは分かりませんが、限られた時間の中で、ポイントを押さえて診察しなければならないので、必ずしも毎回全て丁寧に診ていないこともあるかもしれませんが、何も指摘されていないということであれば、おそらく明らかな異常がないために、特に何も言われていないのだと思います。今は予測の範囲でしかお話ができませんので、もしご心配であれば、おかかりつけの産院にお問い合わせいただいて、異常所見がないかだけでも確認していただくと安心できるかもしれませんね。

あきさん、お返事ありがとうございます。
そうですね。お写真からですと、なかなかはっきりとしたことは明言できませんが、おそらくむくみは診ているのではないかと思いますよ。もし、おかかりつけの産院に対して思われるところがあるのでしたら、産院を変えていただくのはいいと思いますが、人気の産院などは、初期健診の際に分娩予約を取らないといっぱいになってしまったりするところもありますので、事前にお調べいただいて、お問い合わせいただいてから、転院を決められた方が安心かもしれませんね。