食器の洗い方について

鈴蘭さん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
食器の洗い方についてですね。

確かに、お肌の弱いお子さんですと、洗剤の成分が肌に触れると刺激になることがありますし、赤ちゃんの口に入る食器にヌメリが残っていると、微量でも洗剤成分が体内に入る可能性があります。 赤ちゃん用洗剤は低刺激成分である反面、すすぎが不十分であったり、油分が残っている状態ですと、お子さんのお口の中やお肌への刺激リスクもあります。また、食べ残しや油分が付着したままだと、雑菌やカビの温床になりますし、特にスポンジや布巾も共用していると、菌が移ることもあります。免疫力がまだ弱いお子さんにとっては、食中毒などの感染症リスクにつながる恐れもあると思いますよ。「キュッキュ」と音が鳴るのは、油分やヌメリがきちんと落ちて、表面が摩擦で音を立てている状態なので、汚れや洗剤が完全に落ちているかどうかの一つの目安にはなると思いますが、陶器、プラスチックなど素材によって音がしにくいものもあるので、音がしない＝汚れが落ちていないというわけではないこともあり、判断が難しいですよね。ですので、触ってみてヌルヌルしていないこと、見た目に油膜が残っていないことも合わせて確認するのが理想的と思います。特に赤ちゃんの肌や口に触れるものは、洗剤残りや油分残りがないように丁寧に洗う必要がありますが、赤ちゃん用の洗剤ですと、なかなか油汚れなどが落ちにくいこともありますので、例えば油っぽいお皿は、一度キッチンペーパーなどで油分をよく拭き取ってから洗う、高温での除菌洗浄ができるような食洗機を使うなどの工夫も有効と思います。いずれにしても、洗えていれば良いというよりも、きちんとすすがれて、洗剤や油分が残っていないかが重要と思いますので、大人用をお使いになるか、子ども用をお使いになるかは、ご家庭の判断にはなりますが、ご主人にも共有していただき、ご相談いただくといいかもしれませんね。