混合育児

ひろむままさん、おはようございます。
ご相談ありがとうございます。
順番にお答えしますね。

1- 体重増加もゆっくりめではあることもあり、また回数も頻回であるということはやっぱり母乳量がしっかり出ていないから、日中も直母のあとにミルクの追加をした方がいいのか
→授乳方法はママさんのご意向で構いませんので、もし頻回授乳になってしまって、お疲れになってしまったり、お子さんの体重増加がご心配であれば、おっぱい+ミルクで授乳していただくと、間隔も空きますし、ママさんのご負担が軽減されることはあると思いますよ。
2- 授乳後の搾乳は必要なのか。正直息子は寝落ちしてお腹の上に乗った状態でいることが多く搾乳はすごく難しい。
→おっぱいを増やしていきたいご希望があるのでしたら、授乳後に搾乳をしていただくのは有効と思います。ただ、おっぱいを飲ませてくださっていて、ある程度お子さんが飲めているご様子があるのでしたら、必ずしも必須ではないように思いますよ。
3- 夜間は母乳＋ミルクか、もうミルクだけでいくか。
→これもママさんのご意向で構いませんよ。特に決まりがあるわけではないですし、ママさんが今後どのように授乳なさっていきたいか、ご希望で決めていただいていいと思います。おっぱいの場合には、ミルクに比べて腹持ちがあまり良くないと言われていますので、おっぱいは特に頻回授乳になってしまいます。ミルクをしっかり足していただき、少し寝てくれるのであれば、それでも問題ないですが、ママさんがもし今後もおっぱいを飲ませていきたいとお考えなのであれば、夜間も授乳か搾乳は続けられる方がいいと思います。
4- 何でもいいのでアドバイスもらえると嬉しいです。
→ おっぱいの分泌量は、その日の体調や疲れ、栄養不足、睡眠不足など、様々な要因で増減しますよ。1日の中でも、おっぱいの濃度や量などが変化すると言われています。特に疲れが溜まってくる夕方以降は、どうしても分泌が減ってしまうママさんも多いですよ。まだ、生後1ヶ月弱ということであれば、これからまだおっぱいが増えることは期待できますが、まだ産後間もないですので、分泌量は分娩時の出血や疲労、産後の休息状況や精神的負担など、環境要素や精神的要素もまた影響を及ぼすと言われています。
おっぱいを頑張り過ぎて、結果疲労困憊で、分泌が増してくれないケースもあります。
頻回直母と話は矛盾しますが、疲れたり休息が取りにくい時には、やってくださっているように、上手にミルクを使って、ママさんも休息を十分に取ってくださいね。母乳育児は、母乳を少しでも長くあげることに意義がありますよ。あまり最初からご無理なさらずに、気長に進めてみてくださいね。またお子さんの体重を定期的に測っていただいて、母子手帳の成長曲線でお子さんなりの成長がしっかりあるかをみながら、おっぱいとミルクのバランスを確認していかれるといいかと思いますよ。おっぱいの分泌のためには、身体を冷やさない、栄養をバランスよくしっかり摂る、常温または温かい水分を十分に摂る、肩回しや首回しなどをして血行を良くするなどを心がけていただくと、母乳の維持や分泌量アップに効果があると言われています。こちらも併せてお試しになってみてくださいね。

ひろむままさん、お返事ありがとうございます。
また何かお困りのことがございましたら、いつでもお声掛けくださいね。