睡眠退行

みゆきさん、おはようございます。
ご相談ありがとうございます。
睡眠退行についてですね。

お子さんは昼夜の区別がついてくると、次第に日中起きている時間が長くなり、夜間にまとまって寝てくれるようになることが多いです。また、成長とともに体力がついてきますので、日中の運動量や活動量が少ないと、夜中に起きてしまったり、寝つきが悪くなってしまうことがよくあります。お子さんの成長に伴って、次第に夜泣きの時期と言われる月齢にもなってくると、様々な状況が相まって、睡眠退行と言われるようになりますね。ですが、これは必ず全てのお子さんに見られるわけではなく、全く寝てくれなくなってしまうお子さんもいらっしゃれば、あまり気にならないお子さんもいらっしゃいます。特に対策は難しいことも多いですが、お子さんご自身の成長の証拠でもあり、またずっと続くわけではないことも多いので、もし睡眠のリズムなどが一時的に崩れたように思われても、あまりご心配ないと思いますよ。なかなか寝てくれない時期には、お子さんご自身も眠いのにうまく寝られなかったりすることもありますので、睡眠の環境を整えたり、日中活動的に過ごし、夕方以降は刺激を避けるなど、昼夜のメリハリのついた生活を心がけたりなさると良いかもしれませんね。