発語の遅れについて

はるさん、こんばんは
助産師の宮川です。

ご相談をどうもありがとうございます。
娘さんの言葉の遅れがはるさんのイライラや喧嘩が原因となっているのではないかとご心配をされているのですね。

実際にところ、どのようなことが影響をしているのかわからないところにはなってしまいます。
なのではっきりとしたお返事は難しいのですが、いただいたご相談にお答えしていきますね。

①について
夜間に2.3回起きてしまうということで、眠りの質があまり良くないのか、起きていた時の情報処理のために泣いてしまうこともあるのかもしれませんね。

寝かしつけをされる際に、服の上からでもいいので、少し圧を加えるようにしながら体を撫で下ろしてマッサージをしてあげてみるのもいいかもしれません。
そうするとリラックスが促されるようになりますので、寝つきが良くなったり、眠りの質も良くなることがありますよ。

バタバタとして、暴れていても座りながらでも抱きしめてあげて、「大丈夫だよ」と安心をさせてあげてみてもいいかもしれません。
興奮をしていて、すぐに落ち着いてくれないこともあるかもしれませんが、だんだんと泣きたいだけ泣いたら、暴れたいだけ暴れてみたら、落ち着いて行ってくれるようになると思います。

②について
娘さんがしたかったこと、叶えたかったことはどのようなことになるでしょうか？
それが思い通りにいかないこともあって、言葉で気持ちの表現ができないこともあり、どうしても手を出したりしての表現になってしまっているのだと思います。
なので、そのことを代わりに代弁されてみて、気持ちを受け止めてあげてみてはいかがでしょうか？

その上で、諭してあげるようにされてみると良いと思いますよ。
そうすると気持ちをわかってくれていると安心してくれるようになると思います。
娘さんの反応の変わってくるのではと思います。

③について
はるさんのお母様も、実際にはるさんをお育てになっておられる時には、わからなかったり、気づかなかったことが今になり見えてきたり、感じたりすることも増えているのかなと思いました。
なのでより口にして言ってしまうこともあるのかなと思いました。

はるさんも当時の子どもの気持ちでお母様に気持ちをぶつけてみても良いと思います。
そして、その当時のお母様はどういう気持ちで育児をされいたのかを聞いてみるのも良いかもしれませんね。

子どもの頃のはるさんがお母様にして欲しかったことはどんなことなのかを思い出してみたりするのもいいかもしれません。

当時のお母様の置かれている状況とはるさんの今の置かれている状況は全く違うこともあるかもしれません。
年齢や仕事の有無、助けてくれる人、人生経験の状況など違うことはきっとあると思います。

はるさんの中で、その点も冷静に見つめられたり、一緒ではないことに気付けたりすると、楽になったり、すごくよくよく頑張っているんだなとご自身のことに気付けることもあるかもしれません。

お母様もきっと今よりも良い状況になってほしいと思って言われていることもあるのかなとは思うのですが、その表現の仕方によってはただ責められているように感じられることもあるかもしれません。

詳しい状況はわからないのですが、娘さんが夜間に何度も起きてしまうことで、寝不足になりながらもお世話をしたり、お家のこと、お仕事と頑張っておられると思います。
そしてこうしてこちらにもご投稿くださって、もっと良い方向へ進みたい、今の状況をなんとかしたいととても前向きなお気持ちでご投稿くださっているとも思います。
素晴らしいことだと思います。
なのでご自身でもこのことをしっかりと認めてあげていただけたらと思いました。

娘さんの発語ですが、数ヶ月前に比べて少しずつ増えている様子もありましたら、様子を見ていただいて良いと思います。
2歳を過ぎてから急に言葉が溢れ出すようになることも珍しくありませんよ。

バイバイもはるさんから楽しそうにやっている様子をどんどん見せてあげていただけると良いと思います。
大好きな人が楽しそうにやっている様子を繰り返し見ていると、真似をしたくなります。
そうして様子をみてみてはいかがでしょうか？

療育に行った方が良いのかどうかについてですが、保育園の先生にもご相談をされてみてはいかがでしょうか？

実際の娘さんの様子を見てくださっていることもあります。
かかりつけの先生へもご相談いただくのも良いと思いますよ。

よかったら参考になさってみてください。
どうぞよろしくお願いします。