よく眠れないし食欲もありません

ななこ
こんにちは。1歳5ヶ月になる娘と、お腹に21wの第二子がいる母親です。現在育休をいただいていて、働いてはいません。

①よく眠れません
元々かなりよく寝る方なのですが、安定期に入った頃から眠れない日か増えました。上の子と一緒に入眠→深夜2時頃目が覚めて、そこから外が白み始めるまで眠れない とか、寝かし付けながら一緒に寝たいのにそのまま明け方まで とか。
1度目が覚めてしまうと、いくら目を閉じていても「寝てる場合じゃない!」って、目を閉じるのが悪いことみたいな感覚になります。深く呼吸もできなくて、どんどん目が冴えていってしまいます。朝は娘に起こされるので、多分明け方どうにか眠りに落ちるみたいなのですが、ようやくウトウトしたところを起こされるのでなかなかしんどい…。
翌日は娘の昼寝に付き合って2時間くらい眠れるときもあれば、三十分位で目が覚めてしまうこともあります。まったく眠気が来ないときもあります。
上の子妊娠時は、後期からお腹が苦しい、頻尿、眠りが浅いの三拍子だったのですが、産後のリズムに身体を合わせていっているのかな?と前向きに捉えてました。でも今回はこんなに早い段階で…田舎なので車必須社会、寝不足による不注意運転も心配でなかなか外に出られません。

②食欲が湧きません。
妊娠糖尿病を指摘され、栄養指導が入ってます。
そもそもそんなに家事が得意ではなく、調理のレパートリーも少ない中で、本やネットを見ながら娘のご飯を作るので精一杯。足元ではご飯の催促もされてるので、待たせちゃ悪いと思ってそこから自分の分を作ったりする時間も気力もありません。
指導が入る前は、「自分の分はとりあえずエネルギーが入ればいいや、それより娘と一緒に食べよう」と納豆ご飯やおじや、昨日の残りのおかず、冷凍品など、適当に済ませていたのですが、野菜ファーストでサラダ必須、ご飯の量はこれくらい、味気無いからおかずを足して…と、考えるのが面倒になったのかもしれません。娘のことをまたせてしまうし。
食べるのは好きだけど、仕事で繁忙期のときは食べなくても平気な質です。
ちょっと好きなように食べるとすぐ数値にでます。
体重は前回(一ヶ月前)と比べて+0.1kg、栄養士さんには「栄養は足りてる、体重のコントロールが優秀」と言われました。お医者様には飛び抜けて高かった日(コース料理でデザート食べた直後に計測、メモあり)をわざわざ指摘されながら「継続で」と言われていますが、正直疲れてきています。娘のご飯を作りながら、「お腹すいたけど、食欲ないな、食べたくないな」と思ってしまいます。実際、最近は自分のご飯はスキップすることが増えました。

長々と状況を書きました、すみません。
私の体調や生活はともかく、こんな生活を続けていてお腹の子に影響がないかどうかだけが心配です。
今のところ何も指摘されてないし、元気に胎動もごもごさせてるのですが、こんなロクに眠れない、ご飯も食べられない状況が続いて果たして大丈夫なのか?とにかく申し訳なさで一杯です。
先日の定期検診で相談しましたが、お医者様には「うんうん」と流され、栄養士さんには「わかるよー、子育てしながらだと大変だよね!でも体重的にはいい増え方だし、数値も良くなってきてるし(そりゃ食べてないから)、継続で」と言われ、助産師さんには「眠れないのは何か心当たりがないとコチラでは何とも…ストレスとかは?大丈夫??」と言われてしまいました。特に思い当たるフシはありません、娘は(親が言うのもなんですが)とてもいい子だし、仕事してないからお腹の子にも負担かける生活ではないと思います。

身体も食生活も目に見えて変わって一ヶ月、スランプのようなものなのか?とも思うのですが、なにぶん私一人の身体じゃないんで心配です。こういうことはよくあるのかや、気持ちの持ち方など、何かアドバイスいただけると幸いです。

2025/6/12 17:11

古谷真紀

助産師
ななこさん こんにちは。

現在、第2子を妊娠中で、眠れなかったり食欲がわかないことが赤ちゃんに影響するのではないかと心配されていらっしゃるのですね。

ご相談内容から、ななこさんにとって日々の生活が負担になっていることが窺えます。

結論として、健診において赤ちゃんの成長について何も指摘されていないならば、順調に育っていると判断されてよいでしょう。

眠れないこと、食欲がわかないことが赤ちゃんに影響するか否かについてですが、まずは現在のご自身に影響がでていることを解決することを優先されたほうがよいと思います。

ご自分ではストレスについて思い当たるフシがないとのことですが、ご相談内容を読む限り、ご自身で気づいていない、あるいは気づかないようにしている心への負担があるように感じます。

妊娠中のご自分の身体や食事の管理だけでなく、上のお子さんのお世話もすべて自分だけで解決されようとしているために、それがキャパオーバーになっているのではないでしょうか。
「育休中だし、上の子のお世話は自分がやるのは当たり前だし」という気持ちが少しでもあるならば、キャパオーバーになっている自分をさらに自分で追い込んでいる部分があるかもしれません。

「仕事をしていないから負担の少ない生活」「妊娠しているから〇〇」という自己暗示をかけすぎている部分もあるかもしれません。仕事の有無にかかわらず、妊娠をしていてもしていなくても、疲れるときは疲れますし、なにをやってもうまくいかない時はありますよね。


一般的に、自分で生活パターンや環境を変えるエネルギーがわかないとき、身近な誰かに助けを求めることができないとき、他者に助言されても受け入れられなくなってきたときは、いわゆる「うつ」の状態が始まっている可能性があります。

以下の項目は、妊娠中に始まるうつの症状の例です。
・疲労感が強い
・ささいなことにイライラする
・眠れない or 眠った感覚がない
・食欲がわかない or 食欲がない
・子どもがかわいく思えない
・最近、心から楽しいと思った瞬間がない
・この先待つ楽しいことが考えられない
・”しんどい”と思う瞬間が一日の大半に起こる

ひとつでも項目に当てはまる場合、同居する家族がいれば家族としんどさを共有して解決策をお考えいただいたほうがよいでしょう。
同居する家族の協力が得られない、もしくは同居する家族がいない場合は、お住まいの保健センターの保健師や助産師、育児相談の窓口へ連絡や相談することをおすすめします。

血糖値のコントロールについては、妊娠する前からの生活習慣なども影響することもあり、妊娠をきっかけに血糖値が高くなりやすい体質であることが判明することもあります。だからこそ、自分のためにも、赤ちゃんのためにも血糖値をコントロールしましょうというのが治療方針の軸となります。

血糖値の数字に、一喜一憂してしまうかもしれませんが、健診と健診の合間に数回高い値がでる程度であれば、経過観察となることはよくあります。「わざわざ指摘された」と感じることもあるかもしれませんが、安定しているからこそ注目して指摘するだけであって、ななこさんを責めたりダメ出ししているつもりはないものと思います。ただし、医師の言い方や雰囲気、相性もあるので嫌味に感じてしまうところはあるかもしれませんね。

たまに目標値を超えた時に、どんな状況だったのかを振り返り、出産に向けて、安定して過ごすための血糖測定の継続です。自己判断で栄養が偏ったり、必要なエネルギー量(カロリー)が摂取できない状態は避けたほうがよいので、引き続き健診の際に相談されることをおすすめします。医師よりも栄養士へ話しやすければ、栄養士を頼りましょう。
食べる量やタイミング、その前後の行動などによって血糖値は変動しますので、傾向と対策をかかりつけの産婦人科のスタッフと一緒に考え続けることがとても重要です。赤ちゃんへの影響を考えるならば、血糖値を安定させ続けること、上がったり下がったりが頻繁に起こらないように気を付けることが大切です。

どんなに厳重に管理していても、母体の変化で血糖値が高くなることはありますが、妊娠中に血糖をコントロールして、母体も胎児も順調に過ごし、無事に出産することが一番の目標と思いますので、心配なことや疑問点については、かかりつけの産婦人科へぜひご相談ください。

誰かにモヤモヤを話すだけでも、うつっぽい気持ちは晴れることがあります。自分の望むような現実的な解決策がないとしても、解決策がないと知ることも大切です。また別の視点で解決策を探っていくきっかけになります。
お腹のなかの赤ちゃんのことを大切に思うのであれば、ぜひお住まいのエリアの保健センターの保健師や助産師、育児相談の窓口へ相談してみてくださいね。

2025/6/14 10:14

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