便秘

はすさん、引き続きどうぞよろしくおねがいします。

お子さんの便秘についてですね。
浣腸のやり方ですが、
40度ぐらいのお湯で温めていただき、2.3cmほど肛門に挿入をされて、薬液を指示通りの量注入していただきます。
ゆっくりと量もそれほど多くはないかと思いますので、数秒時間かけて注入していただくといいと思います。

温めが甘かったり、温めすぎていたり、注入の速度が早くて、気持ちが悪くなってしまうこともあるようです。
そうすると機嫌が悪くなり、一時的よく泣くようなこともあるかもしれません。
お腹やお尻のあたりにも違和感を感じることもあると思いますので、その感じ方によっても、反応が変わることもあるかもしれません。

浣腸の使用で血圧の変動により、顔色が悪くなったり、冷や汗をかくようなこともあるようですが、そのような様子が見られていないようでしたら、その心配はないかと思いました。


浣腸をすることで、腸管内に水分を引き寄せて、腸の動きを促し、排便となります。
なのでその時の体内の水分量なども影響することもあるのではないかと思いました。
実際にところ、こちらではわからないのですが、溜めていた期間ほどのうんちが出ていないことがありましたら、腸内に残っている可能性はあるかと思います。

浣腸をされることで、排便をしようとする力を阻害してしまっていないかということですが、私の方からは、そこのことについてお返事は難しいです。

今は溜めているよりも薬を使用してでも出すようにしていく考えになっていることもあると思います。
少しずつ暑くなってきていることもありますし、その分汗をかくようにもなります。
哺乳量が少なくなってきていることをご心配されていたこともありますので、哺乳量を少しでも稼げるように授乳回数を増やしてみたりされるのもいいかもしれませんね。

綿棒浣腸をされていても、なかなか排便に至らない時には、浣腸をされることを推奨されていることもあるように思います。

こちらのパンフレットもわかりやすく書かれていると思いますので、ご覧になってみてください。
https://www.jspghan.org/constipation/files/pamphlet.pdf