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神経質になり過ぎてしまいます

mii
はじめまして、こんにちは。
 生後6ヶ月のママです。
 産後の自分の心について、長文になってしまいますが、アドバイスをいただけますと幸いです。よろしくお願いします。

 産後、子育てをしている中で、口唇ヘルペスに対する不安が消えません。10年ほど前から、仕事が忙しく、疲労と睡眠不足が重なると、年に2-3回、口唇ヘルペスを発症していました。 発症しても、手洗いをする、家族とタオルを分ける、患部に触れないよう気をつける、など、家族にうつさないように気をつけながら、普通に生活を送れていました。

 産後、子どもがアトピー性皮膚炎ということと、アトピー性皮膚炎の人が口唇ヘルペスにかかると重症化する場合があると知り、自分が口唇ヘルペスを発症しないか、そして家族、特に6ヶ月の子どもにうつさないか怖いです。そして、神経質になり過ぎて日常生活に支障が出てしまい、辛いです。症状が出てなくても、口唇ヘルペスの人の唾液にはウイルスが排出されていると知り、自分の唾液などに不安を感じて、その不安を打ち消すために、神経質な行動をとってしまいます。

 具体的には、症状がなくても
・赤ちゃんの手が自分の口に当たると心配なので、赤ちゃんを抱っこする時はマスクをつける。赤ちゃんの手が顔やマスクに当たったら、清浄綿で赤ちゃんの手を拭いてしまう。
 ・自分が食べ損ねたものが落ちた床やテーブルがヘルペスウイルスに汚染されている気がする。
 ・自分の唾液が汚く感じる。食べ終わった箸や食器がヘルペスウイルスに汚染されている気がする。歯ブラシや、コップも唾液がついて汚れている気がするので、使い捨ての歯ブラシ、コップを使うようになった。自分が使うので、洗面所を汚してしまっている気がする。
 ・顔に触れない。顔にヘルペスウイルスがついている気がする。手袋をて朝、洗顔をする。手洗いのエネルギーが必要なので、化粧水をつけるのに勇気がいる。化粧も目元しかできない。
 ・自分や子どもの口の荒れ、赤み、痒みが口唇ヘルペスかもと過剰に気にする。
 ・授乳や抱っこ時に、マスクをしないと手が口に当たりそうで怖い。
 ・夜、枕、毛布に口がついたら不安でマスクを着用して寝る。
 ・お風呂後、手を洗わないとヘルペスウイルスがついている気がする。洗わないと心配。
 ・自分の食べ終わった食器を触って欲しくない。夫が食器を触って、その手で蛇口に触ると自分の唾液やヘルペスウイルスがついた気がして、アルコールで何度も拭く。 ・自分のゴミにヘルペスウイルスが付いたら嫌なので、自分で手袋をしてゴミを捨てたい。
 ・手洗い時に水滴が跳ねると、口をゆすぐのに使っている洗面所なので、自分の唾液が気になり洗い直したくなる。
 ・ドライヤー時に髪の毛が口に当たると嫌で、マスクをする。
 ・マスクを一旦外すと、口に当たっていた部分が違う部分にうつる気がして怖い。水を飲んだり、食べたりが面倒に感じる。マスクの紐だけを触ってつけ外しをしているのに、その都度手洗いをしないと心配。
 ・夫は口唇ヘルペスを発症したことはないが、自分からウイルスはうつって保菌していると思い込み、子どもに触る前に手洗いをさせたり、頬擦りなどの接触をしてほしくない。夫は協力的で自分の気持ちを理解してくれているが、時々菌扱いをされているように感じている。

 症状が出ていないのに、自分の唾液にヘルペスウイルスが排出されているかもと不安で、辛いです。産前のように症状がなければ口唇ヘルペスを気にせず過ごしていた毎日に戻りたいです。産後のホルモンバランスが整えば、元に戻りますか。この行動は不要との指摘や心構え、アドバイスなど、なんでも構いません。お忙しい中、申し訳ありませんが、よろしくお願いします。長文を読んでいただき、ありがとうございます。

2025/6/5 19:02

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師
miiさん、お待たせしました。ご相談を承ります。
家族に移さないように、特に出産後にmiiさんが自分の行動や家族に対して、細やかに気を配っていることがよく伝わってきます。
神経質になり過ぎて…、とありますが、家族を守りたい、赤ちゃんを守りたい気持ちからの、今の言動であることはよくわかります。子育て中、特に子どもが小さい時には、誰もが神経質になりがちです。

正しい知識を持って、適切に対処すること、それが何よりも大切です。タオルや食器の共有をしない、触れないなど、基本的な注意はmiiさんもよくご存じのようです。いろいろな対策ができています。ここで、お伝えしたいのは、症状があるときとないときのメリハリだと私は思うのです。症状がないときにはやらなくてもよいこと、見つけてほしいです。
症状がないなら、マスクを外して授乳してほしい、抱っこしてほしいです。赤ちゃんはお母さんが大好きです。顔をみる、表情を見ることは、脳の発達にとても大切な経験なのですよ。

miiさん、辛いのですね。
寝ることも、食べることも、赤ちゃんは生きるためのすべてのことを、一緒に過ごす家族にお世話してもらう必要があります。親と赤ちゃんとの距離はとても近いですから、抱くにしてもマスクをする、手が触れないかと注意するなど、24時間気にし続けることは、miiさんの心身をどれだけ消耗させているかと思うと、想像ができません。自分の口に関連するすべての行為が不安で、感染が怖いのですね…。

決してmiiさんが悪いわけではありません。miiさんが菌扱いされてよいわけはありません。そして自分自身を、汚いもののように感じる必要は全くないと私は思います。
唾液なくして、私たち人は生きていくことができません。大切な、miiさんの体です、miiさんの生きるための備わっている機能です。そうわかっていても、ウイルスの存在が頭をかすめるのでしょうね。赤ちゃんがアトピー性皮膚炎だということでも、よりご自身の感染対策とその管理への不安と責任を感じておられるのだろうと思います。

産後のホルモンが整ってくると、少しは言動が変わる可能性があるかもしれません。でもそれを待ち続けることがよい方法とは、私は思いません。ただでさえも月齢の小さな赤ちゃんがいます。お世話もたくさんありますし、成長に合わせて忙しさや慌ただしさは増してくることもあります。

赤ちゃんのアトピー性皮膚炎のかかりつけ医師に相談することができます。あるいは皮膚科に予防について相談することもできます。赤ちゃんを守りたい気持ちとご自身の感染ヘの不安について精神科や心療内科を受診することもできます。

適切に感染予防を行うと、今やっていることをやめることもできるはずです。miiさんだけが、自分に負荷をかけなくてもいいのです。miiさんは赤ちゃんを想う、優しいお母さんです。どうか自分を責めずに、安心して赤ちゃんを抱っこしていいんだと、miiさんの気持ちを緩めて、行動を変えてもいいんだと、ご自分を信じてほしいと思いました。

少しでも参考になりましたら幸いです。
こちらこそ長文を読んでくださりありがとうございました。


2025/6/7 17:13

mii

0歳6カ月
前川様

お忙しい中、丁寧にアドバイスをくださり、ありがとうございます。いただいたアドバイスを読んでいて、不安だった気持ちが楽になりました。相談に真摯に向き合っていただき、本当にありがとうございます。

「適切に感染予防を行うと、今やっていることをやめることもできるはずです。」「症状があるときとないときのメリハリだと私は思うのです。」という前川様のアドバイスに、はっとさせらました。アトピー性皮膚炎の子どもの主治医に感染予防について相談して、必要ないことは子どものためも自分のためにも辞める勇気を出したいと思います。

 最後に質問を1つさせてもらってもよいですか。前川様が私の立場であったら、症状がない時に赤ちゃんの手が口に直接当たっても、気にせずにそのままにしておきますか?それとも赤ちゃんが口に手を入れたりする前に清浄綿などで拭きますか?個人の考えは様々だと思いますが、参考までに教えていただけますとありがたいです。続けての質問になってしまい、申し訳ありません。長文を読んでいただき、ありがとうございます。よろしくお願いします。 

2025/6/8 19:43

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