寝かしつけ

のののののさん、こんにちは。
助産師の宮本です。
ご相談ありがとうございます。

お産なさって1ヶ月、慣れない赤ちゃんとの生活に疲れが出てくる頃かとお察しいたします。
しんどいお気持ちを寄せてくださりありがとうございます。今日までよく向き合ってこられましたね。本当にお疲れ様でした。

2時間近くトントンしている日があったのですね。寝室での寝かしつけに2時間以上かかるということで、とても大変でしたね。

小さなお子さんは、まだ寝入ることも長く眠ることも練習段階の過程にあります。
すんなり眠りに入るお子さんもいらっしゃいますが、寝入る前にギャン泣きしてから泣き疲れて眠るというパターンも多々あります。

ご参考までに米国睡眠医学会の2016年の発表を例にしますと、以下のようになっています。

○4ヶ月から1歳までの子どもの推奨される睡眠時間は12〜16時間（昼寝含む）

○3ヶ月以下の乳児の睡眠時間は、正常範囲が広いこと、また睡眠時間と健康との関係を明らかにした研究が少ないという理由から、推奨は示されていない

いましてくださっているような、トントンをすればそのうち寝てくれるようになるお子さんもいらっしゃれば、抱っこをしても、トントンをしても、何をしても寝ずにギャン泣きの果てに寝ることもあります。
ベビーベッドでオルゴールを聴きながらすんなり寝てくれる赤ちゃんもいれば、ベビーベッドにすらおけない、ということもあります。
毎日お世話をするママにとっては大変な時期ですよね。とても個人差が大きいとおもいます。

色々なタイプのお子さんがおりますが、もし可能であれば、一例をあげますと、

・朝は決まった時間にカーテンを開けて部屋を明るくしてみること
・換気をして、部屋の空気の流れを作ること
・お散歩に行って外の空気に触れること
・お昼寝から起きる時間を現状の18時よりも前に、できる範囲で早めてみる

ということを取り入れてみると、夜間の入眠もすんなりいく可能性もあるかなと思いました。

とはいえ、月齢の成長によるところや、お子さんの性格や気質によるところもあると思いますので、無理のない範囲でよかったら取り入れてみてくださいね。

また、トントンを2時間近くすることは、腕も限界とのことですし、何よりものののののさんがとても疲労困憊な状況かと思います。
トントンせずとも添い寝でもよいので、ご自身の体もいたわっていただければと思います。
どなたか産後の今の生活を手伝ってくれる方がいらっしゃるといいのですがいかがでしょうか。
のののののさんが横になって休める時間が増えることで、しんどい気持ちが少しやわらぐと、寝かしつけへの心もちも少し変わってくるといいなとおもいます。

よかったら参考になさってみてくださいね。
よろしくお願いいたします。

のののののさん、お返事ありがとうございます。
トントンしても寝ない、ぐずってもいない、時間がたっているけど寝ないというときは、『〇〇してでも寝かせるべき』という状況ではないのかもしれないですね。ほんとうの気持ちはお子さんにしかわからないと思うのですが、もしかするとお子さんは眠くないのかもしれないですね。
抱っこに切り替えて気分を変えてみる方法ももちろんあると思いますので、書いてくださったような抱っこに切り替えて、寝かしつけを試みる方法をしてもらうことでもよいかと思います。