新生児黄疸の光線療法について

まいこ
日齢3日で黄疸の数値が1.02に跳ね上がったため24時間の光線療法に入りました。次の日、0.82に下がりましたが、0.6を下回らないと退院できないとのことで、24時間の光線治療を継続するとのことです。
①この数字は具体的に何の数値で、どのくらいだとどういう危険があるのでしょうか。0.6という数値におさまるのは難しいのでしょうか。
②数値が基準を満たすまでに最大でどのくらいの入院期間になりますか。

待望の第一子で2600グラムです。可愛くて仕方ありません。保育器で光線を当てられている中でも手を伸ばしたり泣いたりするのをみて、母親である私も可哀想で涙が止まりません。数値が下がらなければ赤ちゃんだけ入院になるそうで、耐え難く相談させていただきました。ご回答よろしくおねがいします。

2025/4/13 12:32

宮川めぐみ

助産師
まいこさん、こんばんは
助産師の宮川です。

ご相談をどうもありがとうございます。
まずはご出産おめでとうございます☺︎

お子さんは今黄疸のために光線治療中になるのですね。
離れている分、とても寂しく感じておられると思います。
①について
黄疸の数値は、血液中のビリルビンの量を見ているものになります。
どのぐらいだと危険かというのは、それぞれの出生体重、生まれてから何時間経過をしてでの採血結果になるのかなどで評価が変わります。
なのでスタッフの方にご確認いただけたらと思います。

ビリルビンは、赤血球が壊れることで出てくるものになります。
お腹の中にいた時には、直接酸素を取り入れられなかったこともあり、たくさんの赤血球が必要でした。
そしていらなくなったビリルビンは、お母さんの体に送って処理をしてもらうことができていました。
しかし、生まれてからは直接酸素を取り込めるようになって、赤血球がいらなくなるものが増え、自分で処理をしなくてもいけなくなってしまいました。
その時にその対応に追われる中で、ビリルビンが血液中に多くなることで、肌の色が黄染して黄疸が強く見られるようになってきます。

多すぎることで脳への影響もあるため、今、治療をされていることになります。
治療を始められたことにより、一時期よりは数値は少し下がってくれたようですが、もう少し下がってもらえると安心だという状況なのだと思います。

お子さんによっても治療の効果の出方は異なることもあります。
もう1クール治療を続けられることで、その効果を期待できるようになるのではと思いますよ。

また明日まで光線治療をされて、採血をし、値が基準値ぐらいまで下がっていたら、光を浴びることを一旦終了をして、さらにもう翌日にリバンドをしていることはないかの採血をします。
それで値が跳ね上がっていることがないかを確認できましたら、退院という流れになると思います。

もし跳ね上がっていることがあり、その日の基準値を超えてしまうことがあれば、再度光を浴びる治療をされることもあります。


たくさんどんどん飲んでもらって、うんちなどからビリルビンを排泄できるようになると良いと思います。

よかったら参考になさってみてください。
どうぞよろしくお願いします。

2025/4/13 20:31

まいこ

妊娠38週
よくわかりました。丁寧でこちらの心情に寄り添った文書に救われる思いです。
ありがとうございます。

2025/4/13 21:54

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