閲覧数:444

発達が心配

ゆう
10ヶ月半ばの娘の発達が心配で、育児が辛いです。
支援センターで会う同じくらいの月齢の子と比べて、身体的にも知能的にも遅れています。
具体的には、ハイハイをせずずり這い、うつ伏せから自分でおすわりできない(つかまり立ちなどから座ることはできる)、パチパチやバイバイができない、親の真似をしない、喃語をあまり話さずウーウー言っている、くるくるチャイムで遊べず球を床に叩きつけるだけ、積み木を両手でカチカチできない などです。
とくにパチパチやバイバイは、やって見せても、親に向かって片手を伸ばしてくるだけで、真似するそぶりもないしその仕草もできないようです。
喃語はパパパパなどと話している時期もありましたが、最近はウーウー言ってばかりです。

周りの人に相談しても、個人差があるから見守りましょう、ゆっくりでも娘さんなりに成長してるよと言われますが、周りの子と比べてできないことが多いのは明らかです。
最近はそのことばかり気になってしまって、なんでできないのだろうと暗い気持ちになってしまっています。特に身体的な遅れより、知能的な遅れが気になります。

10ヶ月で上記のような状態というのは、平均より遅れているのは確かですよね?発達障害の可能性が高いでしょうか。他に考えられる原因はあるでしょうか。
色々話しかけたりパチパチして見せたりしても、あまり興味がなさそうですが、今親にできることはなく、もう少し月齢が進んだときに療育などにつなげるしかできることはないのでしょうか。

取り留めのない質問で申し訳ありません。

2025/2/20 20:38

市川直美(神奈川県助産師会所属)

助産師
ゆうさん、ご相談ありがとうございます。
助産師の市川です。

娘さんの発達が他のお子さんと比べてゆっくりなことにご不安なお気持ちになっておられるんですね。
比べても仕方がないと思っていながらも、どうしても気になって不安になる気持ち、私も同じなのでよく分かりますよ。

0歳児の間は発達の個人差が大きく、言葉や身体の発達がゆっくりだったとしても発達障害と正確に判断することは難しく、断定できることはほとんどありません。

また、お子さんの発達を見る上で大切なことは、「お子さんが今何ができるか?」という【点】の視点だけではなく、「ここまで何ができるようになってきたか?」「お子さんなりのスピードでできることが少しずつでも増えてきているか?」という【線】の視点も大切です。
ゆうさんがご相談した方々は、その【線】の視点から「見守りましょう」「娘さんなりに成長しているよ」とお声をかけられたのだと思いますよ。

ゆうさんの娘さんの具体的なご様子を拝見すると、確かに周りのお子さんと比べると遅い印象があるかもしれませんね。
ですが、ゆうさんも分かっておられると思いますが、娘さんの行動は娘さんの興味ややりたい気持ちにかなり左右される部分があります。

例えば、ハイハイをせずにずり這いをしているのは、娘さん自身がずり這いで自由に移動できるためハイハイをする必要性を感じておらず、ハイハイをしないということもあり得ます。

また、くるくるチャイムは球を床に叩きつけているとのことですが、娘さんにとって球を穴に入れるよりも床に投げて色々なところに転がっていく方が楽しいのかもしれません。
大人にとってはこうやって遊ぶものというひとつの遊びもお子さんの中では何通りもの遊び方があり、やってほしいようにやらないことも多々あります。

バイバイやパチパチに関しても、大人の行動に興味を持ち、真似をする時期も個人差があるので、今はまだ興味がないだけかもしれません。

今はまだ娘さんが興味を持ったり、やりたくなるまで待ってあげてもいい時期だと思います。

といっても、もどかしい気持ちや不安な気持ちは残りますよね。
ゆうさんに今できることはひとりやご家族だけで悩まずに、娘さんの成長を【点】でなく【線】で一緒に見守ってくれる専門家に相談することかと思います。

地域で相談できる場所として
・かかりつけの小児科
・子育て支援センター
・保健センターの保健師やその他の専門職
などがあります。

健診の月齢は自治体によって異なるので、ゆうさんの住んでおられる市町村の次の健診のタイミングは分かりませんが、1歳6ヶ月健診は全ての自治体で行われます。
1歳6ヶ月健診で発達がゆっくりであれば、早期に働きかける自治体が多いので、健診を受ける保健センターに今からご相談されてもいいかもしれません。

もちろんかかりつけの小児科でも、子育て支援センターでもいいと思いますよ。

相談にいっても、気持ちに寄り添ってもらえなかったり、想像していた対応と異なったりと最適な相談先にならないこともあります。
相性もあるので、違うと感じたら相談先を変えることも大事です。
お子さんの成長を「一緒に見守ってくれる」とゆうさんが感じられるような相談相手を探し続けることが大切です。

ご相談に行く時は普段から気になる特徴をメモしたり、写真や動画を持っていくといいですよ。

ゆうさんと相性のよい専門家が見つかるよう祈っています。

少しでもご参考になれば幸いです。

2025/2/21 22:32

相談はこちら

相談受付中の専門家

0歳10カ月の注目相談

0歳11カ月の注目相談

赤ちゃんの心と体の注目相談

相談はこちら

相談受付中の専門家