母乳が減った

ぱっちょさん、こんにちは
助産師の宮川です。

ご相談をどうもありがとうございます。
母乳が減っていることについてですね。

6~7回の授乳回数だということで、これにプラスをするように搾乳をされているということですよね？
可能であれば、授乳回数、搾乳の回数を8回以上にされてみるのはどうかなと思いました。
回数を増やすことで、分泌は増えてくると思います。

そして一回の哺乳量として100mlは少ない量ではないと思います。
生後3ヶ月ごろまで満腹中枢が未形成なこともあります。
疲れたり眠たくなるまで欲しがって見せることもありますよ。

量として飲めていると思いますので、それ以上にあげる必要はないように思います。


乳首の痛みが強いということで、保護器を使っていてもしっかりと深く吸い付いてもらえないと、痛みが出てきてしまうことがあります。

飲んでもらう前に、乳輪にシワができる程度にほぐしてももらってから飲ませていただくといいと思いますよ。
そうしていただくことでも、より深く吸い付きやすくなります。保護器をしているからこそ、より吸引圧がかかるようになることもあります。

ほぐしてからあげてみることでの変化を見ていただくのもいいかもしれません。
そして授乳姿勢の見直しをみていただくことでも、変化があるかもしれません。
横抱きでも縦抱きでもどの姿勢でも基本的には、お子さんとお腹同士をくっつけていただき、お子さんの耳と肩と腰のラインにねじれがないように気をつけていただけるといいですよ。
そしておっぱいの高さとお子さんのお口の高さが合うように調整をしてみてくださいね。
そのためにお母さんが前屈みにならないように、クッションや巻いたバスタオルを手の下に入れ込んでいただき、高さを調整されてみるといいですよ。
またお子さんのほっぺとおっぱいがくっつくぐらいに密着をしていただけると、その分深く吸い付けるようになります。

よかったら参考になさってみてください。
どうぞよろしくお願いします。

ぱっちょさん、お返事をどうもありがとうございます。
そうですね、夜間に一回4時間ほどにされてみて、そのあとは3時間ほどであげていただくようにしてみると7回の授乳は可能になるかと思いました。

月齢的にも、まだ短い間隔でも進めてみると飲んでくれる時期になります。

回数を増やしてみて、日中だけでも一回にミルク量を少しだけ減らして80mlになるように調整をしていただいてもいいですよ。

母乳を増やしていくことを優先されるのであれば、少しミルク量を減らして、おっぱいをあげる回数を増やせるようにされてみるのもいいように思いました。

搾乳をされるのは、何もしないよりは効果はあります。
一番効果があるのは、直接吸ってもらうことになります。

またお伝えさせていただいて姿勢などを続けていただいても改善する様子がないようでしたら、産院へもご相談なさってみてください。

せっかくの授乳が毎回苦痛な時間になってしまうのもと思います。

お役に立てず申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いします。