完母の夜間授乳間隔について

まいさん、お待たせいたしました。
ご相談承ります。
息子さんの授乳間隔があくので、母乳分泌維持、トラブル回避、生理の再開など、いろいろとご心配につながっているのですね。

母乳分泌の維持に関しては、8回程度の授乳ができていますね。よく寝てくれたとしても、1日6回以上の授乳ができるようなら、母乳の量が減っていくことはないと思います。
甘いものが自然と欲しくなっているご様子ですね。お疲れがたまってくる頃ですし、冬に糖分を多めに取りたくなる方もよくいらっしゃいます。
授乳中は普段よりも450㎉多くのエネルギーを必要とします。増やすものとしては主食をしっかりと摂ることは望ましいです。普段の白米の量よりも50g程度増やして食べても大丈夫です。
お菓子やあんこのような、砂糖を多く用いたものは、控えめにしていただくほうがよいのかもしれません。なにか欲求を満たすほかのものを探してみるのもよいと思います。あんこなどは週に1回のご褒美にとっておくのはいかがでしょうか。またこれらを食べる時間は午前中、授乳がそのあとで何度もできる時間帯がおすすめです。

夜間の授乳は、おっぱいが痛くて目が覚めたときに授乳するのが一番です。タイマーをかけるなどではなく、自然な目覚めだと、再度眠りにつくのも寝つきがよいと言われます。体重の増えもいいので、夜間の3⁻4時間授乳は必要ないと私は思います。
おっぱいを張った状態にしておくと、だんだん夜の母乳産生ペースが授乳のタイミングとあうようになります。今は4時間ですが、4時間半では胸の状態はどうかなと、どこまでなら授乳間隔を開いてもよいのかを確かめることができます。お胸の状態に合わせて息子さんの起きる6⁻7時間くらいはあけられるようになるとよいなと思います。
夜の授乳が少なくても日中に授乳をしているようなら、生理の再開は遅らせることができるのではないかと予想します。

少しでも参考になりましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

まいさん、ご質問ありがとうございます。
炭水化物は母乳にはさほど影響はありません。
糖質は母乳を甘くとろりとさ変えます。甘すぎると赤ちゃんが好まなくなることもありますし、とろりとした母乳は詰まりやすくすることもありますよ。
食べたものが母乳にどう影響するかは、その人それぞれで異なります。
食べた時にご自身のお胸の様子や赤ちゃんの様子をみながら、食べていただければと思います。
よろしくお願いします。