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ひとり座りや掴まり立ち、ハイハイを促すには

まな
あと1週間程で生後9ヶ月になる娘を育てています。

1週間前くらいからずり這いが始まりました。
平均的な月齢より少し遅れ気味だったので「やっとずり這いした〜」と安心しています。

が、娘と同じ月齢の子は掴まり立ちをしたりハイハイをしたりしていて、赤ちゃんの成長には個人差があるとは分かっているものの焦りを感じてしまいます。

まだ1人座りもできなくて、私がお座りをさせれば割と安定して座れています。
お座りの状態からうつ伏せの状態に戻ることもできます。

今私は育休中で毎日娘と一緒に過ごしてるのですが、娘の1人座り、そして掴まり立ちやハイハイを促すにはどのように過ごしたらよろしいでしょうか。

アドバイス等いただけると嬉しいです。

2025/1/31 16:54

在本祐子

助産師
まなさん、こんにちは。
ご相談くださりありがとうございます。
お子さんの運動発達について、遅めなのではないかと、ご不安なお気持ちでお過ごしだったのですね。

ママさんがご自身の関わりが不足していないか、何かできることはないのかと、心配になるお気持ちよくわかります。

まず大前提ですが、運動発達は個人差が非常にあること、ママさんの関わりが悪いなど決してありません。どんなにママさんが努力したとしても、その運動をやるかやらないかは、お子さん自身が決めていきます。
運動発達は、神経学的な異常を除き、お子さんのやりたい気持ちに強く左右されます。
自転車と同じで、経験値が上がらないと乗れませんよね。でも自転車に乗れるようになる前には、あれが走るなんて、考えられないですよね。怖い気持ちがあってごく自然ですよね。

それと同じでハイハイすることや立ち上がることに対して、勇気が必要だっておかしくありませんよ。

お子さんのやりたい気持ちを引き出すのは、もちろん大事ではありますが、やりたい気持ちを引き出すと言うよりは、やりたくなるまで待ってあげるという関わりでもよいです。

早く歩けるから偉いとか、すごいわけではありませんよ。
私は健診を毎日のように担当していますが、健診で大事なポイントは、【今何ができるか?】だけではなくて、【ここまで、何ができるようになってきたか?】また【お子さんなりのスピードでできる事が少しずつでも増えてきたか?】の視点も合わせることが大切と考えています。

確かに【点】でみれば、発達がゆっくり目なお子さん、とだけしか評価できませんが、生まれた時からの【線】で見ていけば、できるようになってきたことが増えていると評価できることが多いです。
お子さんなりに発達してきている事がわかるのです。

小児科医師や保健師、助産師はそのような視点でお子さんを見ていきますよ。
発達は継続的に見ていかないとわかりません。
結果として、1歳半までに歩ければ医学的には問題ありませんので、お子さんの経験値を増やしながらも、やってみたい!の気持ちを待っていきましょう。

日本小児理学療法学会では発達過程におけるポイントがPDFとしてダウンロードできます。



https://www.japanpt.or.jp/upload/branch/jsppt/obj/files/COVID-19/%E9%81%8B%E5%8B%95%E7%99%BA%E9%81%94%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0_%E9%81%8B%E5%8B%95%E7%99%BA%E9%81%94%E7%B7%A8%EF%BC%88%E6%8E%B2%E8%BC%89%E7%89%88%EF%BC%89(1).pdf

2025/2/1 16:07

まな

0歳8カ月
詳しく回答していただきありがとうございます。

発達速度に焦ってしまい、歩きたい・ハイハイしたいという気持ちを引き出すことばかり考えていましたが、やりたくなるまで待つというのも大事だと感じました。

2025/2/5 14:47

在本祐子

助産師
お返事ありがとうございます。
また何かありましたら、お気軽にお声掛けくださいね!
どうぞよろしくお願いします。

2025/2/5 23:28

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