謝り癖について

はるきさん、おはようございます。
助産師の宮本です。
ご相談ありがとうございます。

12月にお二人目のご出産をなさったばかりなのですね。おめでとうございます。
二人育児が始まってまだ2ヶ月足らずで、とても大変な時期かとお察しいたします。

上のお兄ちゃんのご様子についてですね。
ご主人から、お子さんについての接し方や、お子さんに謝る癖がついていることを指摘されたとのこと、とてもお辛く、また戸惑う気持ちもあったのではないかなと読ませていただきました。
産後すぐのはるきさんにとっては、いまの状況は涙が出るほど悩ましく、心痛められる毎日とおもいます。

いままで3人でしてきた生活に、新しいメンバーの赤ちゃんが加わったばかりです。
はるきさんはもちろん、上のお兄ちゃんにも戸惑いが出て当然であって、その戸惑いの結果、書いてくださったような謝る場面が頻繁にみられているのかなともおもいました。

読ませていただき一番気になったのは、｢主人に指摘された｣と言う部分なのですが、ご主人はお子さんに対してどのように接していらっしゃるのでしょうか。
里帰りから帰ったばかりで、元気いっぱいのお兄ちゃんとまだ首も座っていないような月齢の赤ちゃんのお世話を日中一人でなさっているはるきさんのお姿、大変さ、そのあたりをご夫婦二人で共有できるといいのかなとおもいました。

産後の大変な状況のなか、感情的にならないとはなかなか難しいことと思います。はるきさんが心を鬼をしたり、ご自分を律していても、コントロールがつかないような産後のホルモンの乱れもあるため心身が不安定になる時期でもあります。

お兄ちゃんの謝る姿について、あまり考えすぎたり、ママ怖い⁉と聞きすぎてしまうことで、余計にご自身も苦しくなるし、お兄ちゃん自身もママが気にしていることや察知してしまうかもしれないですね。

だいすきだよの気持ちや、できていることに目をむけるようにして、ママのほうがあえてあっけらかんとしているくらいの態度のほうが、新しい生活に慣れていくようにも思います。

ご主人が2歳に求めるには厳しすぎると指摘したとのことですが、日々ワンオペで小さな子2人をみていたら、上の子にはどうしてもしっかりしつけなければと書いてくださったようなお気持ちがでてくることは自然なことだとおもいますよ。
短時間だけ2人のお世話をする人と、日中長時間ずっと2人のお世話をしている人では、怒りの沸点や叱るポイントが違うのでは⁉と個人的には思ったりもしますよ。

可能であれば、パパが一人でお子さんを見る時間をつくっていかれることもいいですね。
二人目の産後2ヶ月のいまの時期、余裕がなくなるのは当然のことですから、はるきさんは十分頑張ってこられているとおもいます。これ以上頑張ることは何もなくて、ご自身を責める必要もないですからね。ときが解決してくれることが多いですが、何よりもご主人に辛い気持ちを共有してもらえることが一番のことかなとおもいました。

お子さんは、ママが怒っているときも、笑っているときも、同じくらいに見てくれているようですよ。
大人はどうしても怒ってしまったことだけに執着しがちですが、こどもは同じくらいママの大好きな面もよく理解しています。
あまりご自分をお責めにならないでくださいね。

よかったら参考になさってみてくださいね。
よろしくお願いいたします。