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授乳について

なつ
2ヶ月の子供がいます。
1ヶ月後半から
母乳を吸ってくれなくなり母乳が出なくなってしまいました。
sidsの予防や免疫力の為に母乳を出来れば飲ませたいと思っています。
母乳外来にも行きましたがにじむ程度しかでずほぼ難しいと言われました。
母乳を出す方法はありますでしょうか。
子供も全く出ないので吸ってもくれません。

ただ、母乳の利点を考えてあげたいです。
母乳のあげられないことに母親失格だなとも考えてしまいます。

2025/1/29 17:05

在本祐子

助産師
なつさん、おはようございます。
ご相談くださりありがとうございます。

母乳育児がうまく進まずに、心を痛めてきたのですね。お気持ちお察し致します。
今まで1ヶ月、頑張っていらしたのですね。
母乳は赤ちゃんの身体を守る免疫的な観点からみると、お勧めせていただくことがありますが、ママさんの体は人それぞれですし、価値観も異なりますから、ミルクにしても構いませんよ。
最終的には、ママさんのメンタルが安定して育児ができる方がよいので、母乳が出ないかもしれない!と不安の中模索されるよりは、現実的にママさんに負担が少ない育児を選択なされて良いと思います。

母乳育児ができないと母親失格であると言うメッセージが今まで医療者から与えられてしまっていたのだとすれば、本当に申し訳ないです。医療者を代表してママさんにお詫びします。

乳幼児突然死症候群が心配になる気持ちはわかります。
諸外国からの研究報告から、今のところ分かってきていることとしては、

※冬季に多い
※早朝から午前中に多い
※男児に多い
※早産児や低出生体重児に多い
※仰向けとうつぶせ寝ではうつ伏せ寝に多い
※家族の喫煙の影響が懸念される
※人工栄養児に多い
これらのことが指摘されています。


ですが、直接原因はまだなお、検証中ですし、研究中です。


もちろん、うつぶせ寝はやめておく
、母乳育児をできる範囲で行う
、赤ちゃんのいる空間で喫煙を避ける
の三本柱がリスク回避事項で挙げられていますが、柔らかい敷布団は使わない、厚着を避ける、重たい掛布団を使わないなども、リスクを減らせる可能性があると言われています。


残念ながら、乳幼児突然死症候群を100パーセント防ぐすべはありません。

また、現実的には、仰向けでも発症していますし、母乳育児中の報告もあります。

できることとしては、寝かせる時、特に深い眠りに誘う寝始めは、うつ伏せ寝の方が、発生率が高いという研究結果が出ていますので、うつ伏せ寝は避けておく方が賢明です。

1歳くらいまでは、発生の報告がありますので気をつけていきましょう。

参考はこちら

https://sukusukucl.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/d4080f66b74cf1028743cb85f4577305.pdf

http://www.sids.gr.jp/sids.html



2025/1/30 6:49

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