指差しと要求について

真白さん、おはようございます。
助産師の宮川です。

ご相談をどうもありがとうございます。
息子さんの指差し、要求についてですね。

指差しの順序ですが、経験の積み重ねによっても変わってくることもあるのではと思います。
気になった絵を指差しするようになっていたということで、すぐに触れるものでもあるので、接触することにもなるけれど、自発の指差しということになるのではと思いました。
自閉傾向が高いのかは、この点だけでは私の方から評価をすることはできません。

叙述の指差しは、真白さんと一緒に同じものを見て、三項関係、真白さんをみたり、その気になるものと交互に見て指を差し、発言をしていくようになると思います。
なので一緒に公園などにお出かけに行ってみたりしてみたときに真白さんからそのようなことを息子さんに対して繰り返しやって見せてあげてみるのもいいと思います。

お顔が並ぶぐらいの高い位置でおんぶをされてみることでも、同じ目線で一緒のものを見ます。そうして会話が始まっていくことも多くなりますので、三項関係を築きやすい事もあるかと思います。

②について
息子さんが真白さんに伝えようとしていること、お願いをしてきてくれているんだなと思ってわかっていても、すぐには反応をせずに、息子さんがどのように表現を増やしていくのかを待ってみてもいいかもしれません。

何か持ってきてくれたり、指を差して見せていても、
「なあに？」「どうしたの？」と待ってみてもいいと思います。
そうして少しずつ確認をしてみたりして、少しずつ息子さんが訴えようとしていることを読み解いていくようにされてみるのもいいように思います。
先回りをしてやらないようにされてみるといいとされますよ。


おもちゃを持ってきてくれることもクレーン現象と言われることもあるということですが、まだ言葉で表現ができない頃のお子さんであれば、一時的にクレーン現象は見られることはよくあることでもあります。
クレーン現象が見られるからすぐに問題があるということではないと思いますよ。

成長に伴い、表現方法が増えていくことで、クレーン現象も見られなくなっていくようでしたら、問題はないことになります。

よかったら参考になさってみてください。
どうぞよろしくお願いします。