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上の子が下の子に乱暴してしまいます

ねこくま
2歳5ヶ月の女の子と生後1ヶ月の男の子を育てています。 私が目を離した隙に上の子が下の子に乱暴してしまうことで困っています。(平手打ちをしたり引っ掻いたり)

 上の子は気が強く活発で、児童館などの遊び場でよその小さい子を押してしまったりすることがあったため、生まれてくる子にもちょっかいを出すことを想定してベビーベッドを用意していましたが、想像以上でした。

 日中は常にベビーベッドに下の子を隔離していて、その中に寝かせている時は安全なのですが、抱っこや授乳でベビーベッドの外に出しているときに一瞬の隙を狙って下の子を攻撃します。血が滲んでくることもしばしばで、すでに顔中傷だらけで可哀想です。
下の子の顔に傷が増えるたびに私の上の子への嫌悪感が増していくのも辛いです。 そして100歩譲って皮膚ならまだ良いのですが、目や口など繊細なところに傷がつかないかいつもヒヤヒヤします。

 ちなみに、下の子を攻撃する以外にも、いままでしなかったいたずら(飲み物をわざとひっくり返すなど)をするようになりました。  
この事も含めて赤ちゃん返りのせいだと考え、時間を見つけてできるだけ上の子優先でスキンシップを図ったり丁寧に関わるように心がけてはいるのですが、なかなか効果は見られず激化していく一方です。

  これは時間が解決してくれるのでしょうか。 毎日ほぼワンオペで2人を見ないといけないので、上手く共存してくれないと困ってしまいます、、
何かアドバイスをいただけると幸いです。

2025/1/26 1:09

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師
ねこくまさん、お待たせしました。ご相談承ります。
2歳の娘さんの息子さんへの接し方にお困りなのですね。乱暴していると表現するくらい、攻撃やすきを狙っている様子があって、娘さんに嫌悪感を抱くような感覚もあって、ねこくまさんの心もおつらいのですね。

状況はよく伝わってきました。2歳5か月ですから、我慢がまだうまくできない、衝動的な行動をコントロールする力も未熟です。またこれまでは独り占めできていたねこくまさんを、弟にとられたと感じている気持ちもあるかもしれません。息子さんのために、ねこくまさんが忙しそうにしている姿を見ています。今までなら娘さん自身のために使ってくれていた時間が減りました。そして何より、息子さんのほうが大切にされているように感じるものです。抱っこをたくさんしてもらって、大人が笑顔で優しく声をかけていて、何をしても怒られることがありません。2歳児にとってその姿は、とても羨ましい親の接し方に見えている可能性はありますね。

赤ちゃん返りについて調べて、スキンシップを測ることができています。丁寧にかかわることもしておられます。あとは娘さんと息子さん、どちらも同じだけ大切な子どもたちということを見せて、伝えていくこともできると思いました。
普段から赤ちゃんの触り方を、娘さんとのスキンシップの時にも示しましょう。こうすると気持ちいいね、クリームを塗ると、ツルツルするね、と娘さんにも優しいタッチを体験してもらいましょう。すると、気持ちよい触り方(なでる、優しいハグなど)を試したくなり、赤ちゃんが笑ってくれるのかどうかなど、自分の触れ方を確かめようとすることがあります。

・娘さんを優先しているように振舞ってみましょう。例えば、「○○ちゃんがうんちしたから、おむつ替えていい?」「おむつきれいだと気持ちいいね」など、娘さんの存在を確認しているよと知らせることにもなります。
・一緒にお世話をします。保湿剤を塗る、おむつを持ってくるなど、簡単でやりたがることを一緒にやってみます。無理に一緒にすることはありませんが、「1枚おしりふきを取ってほしい」のようなちょっとしたお手伝いをしてもらい、たっぷり感謝を伝えます。ほめられることやありがとうと言われること、子どもたちは大好きですよ。役に立ちたい気持ちをたくさん持っていますので。このとき、やってはいけないこと(ひっかかないなど)を事前に注意するよりは、望ましいやり方や接し方を伝えてくださいね。
・娘さんの小さい頃の話をたくさんしましょう。どんな赤ちゃんだったか、どんなふうにお世話されていたか…。そして風邪をひいたりけがをした時に、どんなに心配したかを、話します。自分にも小さなころがあって、大切に愛されていたことを、お母さんの口から聞くことは嬉しいことです。

共存してくれることを望むときには、息子さんがどれだけ娘さんが好きかを、ねこくまさんが代弁するのも効果的です。二人は似ているね、お互いのことが好きなんだね、仲良しだね。どんなときにも、きょうだいの関係がよいことを言葉で伝えていると、娘さんは無意識に仲が良いことをイメージして、意識してくれるようになる可能性が高くなります。
弟が生まれて1カ月、娘さんもまだ混乱期です。言葉と態度で、どうすればよいのか、何度でも伝えていきましょう。文字だけではなく、言葉から伝わるいろいろな感情が、娘さんを育てていることを、ねこくまさんも大切にしてくださいね。

疲れと寝不足は、ねこくまさんの心身をよりつらくさせます。慌ただしい毎日とは思いますが、どうかご自身の回復と休息を大切にお過ごしくださいね。
長文となりましたが、少しでも参考になりましたら幸いです。
読んでくださりありがとうございました。

2025/1/28 20:45

ねこくま

2歳7カ月
返信が大変遅くなってしまい申し訳ありません!とても親身になって答えていただき、ありがとうございます。おかげさまで私の気持ちもだいぶ軽くなりました。

あれから、弟のお世話をするときはお姉ちゃんに遊んで待っててもらうのではなく、 一緒にお世話(お洋服やオムツを選んでもらうなど)をしてもらう、またお姉ちゃんも弟も同じくらい愛していることを表現し、忙しい中でもなるべく丁寧に関わるようにしたら、お姉ちゃんを退屈させることも減りましたし、乱暴な行動や悲しそうな表情をすることも減ってきた気がします。

 そんな今でも、お姉ちゃんが空腹時や眠いときは精神的に不安定なのかどうしても弟の顔や手足を引っ掻いてしまうことがよくあります。 お姉ちゃんの機嫌が良い午前中に長くて30分程度リビングの空間に解放して触れ合いタイムを設けているのですが、また引っ掻かれたりすると危ないのでそれ以外はベッドガードで囲われたベビーベッドにいれています。(幸いよく寝る子なのでそれでも今のところ何とかなっています、、)

 ですが弟はもうすぐ3ヶ月になります。  新生児のように寝て起きるだけではなく、色々なものに興味がでてきた様子があるので、毎日ほとんどの時間を囲われたベビーベッドで過ごすのは可哀想だなと感じます。もっと家の中のたくさんの物を見て感じたり、家族としてもう少しコミュニケーションの機会を増やしていきたいのですが、何か良い方法はありますでしょうか?
 

2025/3/10 2:54

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師
ねこくまさん、ご返信ありがとうございます。
娘さんの様子も変化してきたのですね!ねこくまさんが丁寧に娘さんに対応した結果です。よーくやってこられましたね。お返事を読んで私も嬉しく思いました。

そうですね、ねんねの赤ちゃんではなくなってきますね。
例えば、
・腹ばいの姿勢の時、目の前でおもちゃで遊んでもらう
・娘さんがお膝でねこくまさんに絵本を読んでもらう間、弟はそれをそばで聞いててねと横で寝かせる
などの工夫はいかがでしょうか。
同じ空間にいることに少しずつ慣れてもらいたいですね。少しずつ弟の成長を一緒に見守れるパートナーになってもらうのがおすすめです。
例えば、「腹ばいができるようになったから、○○が見てくれているね、遊んでくれてありがとう。あなたのことが好きだから見てくれているね」と伝えたとします。弟ができるようになったことと、姉のかかわり、そして姉への気持ちが含まれます。そのほかにも「できるようになった」弟の変化と、「姉ができるようになったこと、姉がやってくれたこと」+感謝や喜びをセットにして、何度も、いつでも伝えていくことができます。

お母さんをとられたわけではありませんが、娘さんが被害を受けたとならない工夫が今後もできるといいですね。弟の成長の結果と、娘さんの成長やあなたもみているよという視点を伝えると、娘さんの自己肯定感があがるのではないかと思いました。

今後のほうが、娘さんが作ったブロックを弟が一撃で壊すなどの行動ができるようになってきます。これも伝え方次第で、きょうだい二人の成長として、娘さんに伝えることになるのかなと思います。娘さんもまだ2歳なので、毎回うまくいくとは思いません。毎日の積み重ねだと思いますよ。少しでも参考になりましたら幸いです。
ご相談くださりありがとうございました。

2025/3/10 17:04

ねこくま

2歳7カ月
ありがとうございます。
娘と私、チームで弟を育てていく感覚で毎日を過ごしていこうと思いました。 

娘の攻撃の頻度はだいぶ下がりましたが、まだ弟の顔を血が出るほど引っ掻いてしまうこともしばしばあります。 
そのとき、感情的に怒ってしまうとエスカレートして余計に攻撃してしまうので、私は弟を抱っこしてスンッとした顔で何も言わず その場を離れる という対応をしています。そして私の怒りが少しおさまった頃に「娘ちゃんが弟くんに怪我させちゃったから、遊びが終わりになっちゃったんだよ。悲しいよね。もうやらないでね。」などと説明していますが、あまり聞いていない様子です。

こういった対応方法で良いのでしょうか?
度々申し訳ありませんが、アドバイスいただけると幸いです。 

2025/3/12 14:50

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