ミルクの量について

コウさん、ご相談承ります。
夕方の授乳が頻回になり、分泌量が減ったように感じるのですね。ミルクを追加しようと決めて、量を工夫していますね。分泌が減ると感じる方は少なくないと思われます。実際に頻回になるためにたまりにくくなる、あるいは疲れや血液循環の影響なのか、量が減ることは確かにあるように感じています。そのために、温かい糖分を加えた飲み物やおやつ、授乳前にストレッチや肩を回すなどをおすすめしていますよ。

体重、しっかりと伸びていますね。うんちやおしっこの回数も把握できていて赤ちゃんを見守る力が育っていることがわかります。

栄養という面では、ミルクは今のままの量と回数でよいと思います。今コウさんが感覚として足されている量の判断の仕方でちっとも問題ありません。
泣くのを聞いていると、誰もが気持ちが動かされるのが赤ちゃんの泣きです。コウさんを困らせたいのではなく、孫をかわいいと思うからこそ、困っている娘を助けたい気持ちからの発言なのだろうと思います。コウさんが困ってしまうことが、赤ちゃんを不安な気持ちにさせることがあります。授乳のことは私に任せてほしい、自分で決めたいことをご両親に伝えることができればいですね。ただ泣き止まなくて手が借りたい時もあるから頼りに感じていることも合わせて伝えておくと、ご両親も安心されるかもしれません。両親にとって、娘はいつまででも娘ですから…。

ミルクの目安ですが、参考までにお伝えします。
一般的に離乳食開始前までの赤ちゃんの１日のミルク哺乳量は
１kg当たり約100ml～200mlです。平均の150mlで計算すると、6.7×150＝1005mlとなりますよ。
ただし、コウさんの母乳は息子さんにとってのスペシャルオーダーです。量だけでなく、すべてが栄養とエネルギーとして吸収されます。その一方でミルクは実際に飲んだ量すべてが吸収されるわけではありません。そのために同じ月齢や体重の赤ちゃんで比べたとき、ミルクのほうが母乳よりも多くなることは知っておいてくださいね。

ご相談ありがとうございました。
ご自身の食事や水分摂取を、引き続き大切にしてお過ごしください。