完母からミルクを足す場合の頻度と量について

Micco:）さん、こんばんは
助産師の宮川です。

ご相談をどうもありがとうございます。
お子さんへのミルクについてですね。

実際の体重の増え幅は、日増でどれぐらいになるのかわからないのですが、もし母乳をあげていただく回数を増やすことが可能なのであれば、まず母乳のあげていただく回数を増やすこともされて見てはどうかなと思いました。
またミルクを濃いめに作るようにとお話があったようなのですが、調乳はミルク缶に書かれている通りの濃度で作ることが大切だと思います。
体に負担がかかってしまうこともありますので、記載されている量で作っていただけたらと思います。


①について
おっぱいの回数を増やすことからと書かせていただきましたが、特におっぱいにこだわりがないこともありましたら、寝る前だけミルクを追加されるのでもいいと思いますよ。

また搾乳にされてみるのもいいと思います。

②について
毎回ミルク足す必要はないと思います。
6ヶ月ぐらいで、日増10gほどあればいいと思います。
今の実際の増え幅がわからないのですが、ざっと50日ぐらいで割ってみたところ、毎回ミルクを足すまでではなくてもいいようには思いました。

③について
ミルク缶に書かれている量は多めになります。
体が小さめなこともありますので、200mlは多めになるのではと思います。
ミルクだけの時には180mlほどでもいいのではないかなと思いました。
あまりガッツリと飲むことで、よりおっぱいの授乳間隔が開いてしまい、おっぱいの分泌に支障が出てくることもあるかもしれません。

④について
調乳の濃度はあまり変えないほうがいいように思います。
娘さんのペースもあると思いますので、おっぱいの回数を増やしてみたり、寝る前だけでもミルクを足してみたりなどされて、体重が今よりも増えてくれていたらいいように思いました。

⑤について
カロリー的にはあまり母乳と育児用のミルクでは変わりはないようです。
しかしミルクは親御さんの方で量を調整して、飲ませてあげるようになります。
そうすると空になるまで飲み切ってもらうようにされたり、おっぱいの時のように赤ちゃんの方で調整をされることが少なくなることもあるからかと思います。
またおっぱいと違って、簡単にすぐに出てくるので、飲める量も多くなるということもあるかもしれません。


よかったら参考になさってみてください。
どうぞよろしくお願いします。