悩んでます。

もえみさん、こんばんは。
助産師の宮本です。
ご相談ありがとうございます。お返事お待たせいたしました。

産後2ヶ月でいらっしゃるのですね。
母乳をあげていたところから断乳をお決めになり、取り組んでみたものの気持ちに迷いがあるのですね。

まだまだ産後のホルモンも不安体な時期ですから、もえみさんがお悩みになることも無理はないなぁと読ませていただきました。

産後のホルモンの変化だけが原因ではないですが、体力的にも大変ななか、なんとか母乳育児を続けていくすべはないかと試行錯誤されたのですね。とても頑張って向き合われたご様子がうかんできます。

直接授乳をしなくなったことで、もえみさんの抱っこでの大泣きが助長されたように感じることもあるのですね。
はっきりしたことはわかりかねますが、この時期の赤ちゃんでとくに、ママでは大泣きなのにパパの抱っこだと落ち着くというご相談をいただくことも多いですよ。
私ごとで恐縮ですが、助産師をしていても我が子のときには悩むことは沢山ありましたし、これでよかったのだろうかの連続でした。そして、仕事ではそんなことはなくとも、産後の私の抱っこだと泣くのにパパの抱っこでは泣き止むこともたくさんありました。

おそらく、ママよりパパの方が手も大きく、また骨格的に男性の方が赤ちゃんを抱きかかえる腕の安定感もあり、といった具合で赤ちゃんも抱っこされたときに包み込まれる感じをより強く感じるのではないかなと考えることもありますよ。

あとは、ママが書いてくださったようにメンタルが落ちている･･･という状況で、自分の抱っこでは大泣きするという事実がある場合、私の抱っこが下手だから･･･とか、私がおっぱいをうまくあげられないからだ･･･などと、赤ちゃんから嫌われてしまったのではないかと感じる要因もあるように思います。

ですので、もえみさんのいまの状況は決しておかしなことではありませんし、赤ちゃんが大泣きすることももえみさんが悪いわけではないと思うのです。
このようにお悩みになること、考えすぎてしまうと書いてくださったことは、赤ちゃんのことを思っているからこそのお悩みなのだと思いましたよ。

様々な理由や事情で、みなさんそれぞれ母乳を卒業する時期があります。けっして、ミルクだとコミュニケーションがとれないわけではないのですし、もえみさんが悩みに悩んで、いまの現状をよくするために選ばれた道ですから、どうぞ自信をもっていただいてよいとおもいます。
2ヶ月間、授乳ができたことは素晴らしいですし、もえみさんにしかできないことだったとおもいます。頑張りましたね。

いまの選択で自信をもっていただいてよいと思うのですが、もし書いてくださったように母乳育児を再開することを選ばれるようでしたら、それもまたありだと私はおもいました。

通っていらっしゃった母乳外来や助産院など、いままでの授乳の経過がわかるところがよいかとおもいますが、もし気持ちが乗らないようでしたら他の助産師さんでも大丈夫ですので、直接ケアを受けられる人につながることができるといいなとおもいます。
お住まいの都道府県や市区町村に助産師会がありますので、よかったらそこからアクセスしてみてくださいね。

少しでも心が穏やかになるようなお伝えができれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

もえみさん、お気持ち教えてくださりありがとうございます。
日々、試行錯誤ですね。いま目の前でお子さんが笑ってくれることがすべてだとおもいます。応援しています。
ご相談ありがとうございました。