断乳方法

ぼぼさん、ご相談ありがとうございます。
助産師の市川です。

断乳を自己判断で進めてよいか悩んでおられるのですね。

自己判断で進めることは可能ですが、突然やめることはオススメできません。

母乳分泌状況にもよりますが、突然授乳をやめてしまうと、乳房内に乳汁が過剰にたまり、強い張りや痛みが生じ、ぼぼさんの仰る通り、場合によっては乳腺炎になるリスクがあります。

ぼぼさんは歯が生え始めたら断乳しようと考えておられるとのことですので、おおよそ生後6〜8ヶ月頃ですね。

その頃は離乳食が始まり、お子さんによって個人差はありますが、授乳回数が4〜6回/日となっているかと思います。
離乳食は1〜2回食になっているお子さんが多いですが、まだまだミルクや乳汁からの栄養の割合が多い時期になります。

ただ、離乳食をよく食べるお子さんの場合、授乳の頻度が自然と減り始める時期でもあり、それに伴い母乳の出る量が減ってくるママさんもいるので、断乳を検討するひとつのタイミングかもしれないですね。

断乳をしようと決めたタイミングに変わらず、断乳は段階的に行うことをオススメします。
まずは「断乳する日」を決めて、できたら1ヶ月前から授乳回数や１回の授乳量を徐々に減らしていくと、スムーズに断乳できることが多いです。

断乳の時に母乳外来や母乳相談室などに受診する必要は必ずしもないですが、おっぱいの張りが強く、痛みや腫れ、赤み、熱っぽさを持つ場合は受診するようにして下さい。
また、断乳について不安や疑問がある場合は、断乳する前に母乳外来や母乳相談室などで助産師に相談すると、ぼぼさんに合った断乳の方法を具体的に教えてくれると思いますよ。

断乳について、時期は異なりますが、榎本助産師の以下の記事も参考になるかと思うので、よかったらご一読ください。

https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/11983

また、何かございましたらお気軽にご相談下さいね。