母乳が完全に止まる時期とその方法について

めんたままさん、こんにちは。
助産師の宮本です。
ご相談ありがとうございます。

産後1年3ヶ月が経過されたのですね。
お子さんが8ヶ月になるまで授乳をなさっていて、その後母乳分泌がとまるかと思ったけれど、まだ母乳が出る状態なのですね。

書いてくださったように、乳頭刺激によって母乳の分泌は継続されますので、授乳をやめてその後約半年くらいでしょうか、乳頭のお手入れの際の刺激の影響で母乳の分泌がまだあることは考えられるかとおもいます。

ですが、乳頭を刺激せずとも産後1年もしくは2年くらいは少量母乳がにじむという方もいらっしゃいます。
刺激しなければ母乳が出てこないことがほとんどですので、当たらず触らずといった感じで様子をみることが多いです。
それでももし分泌が気になる、完全に止めたい、また母乳が出ている原因を調べたいということでしたら、乳腺外科の受診をおすすめする場合もあります。

産後一定期間を経て自然に母乳は止まります。しかし、まれなケースではありますが、何か疾患があるために乳頭から分泌物がみられる場合もあります。そのため医師に相談してみることも方法のひとつかと思います。

陥没乳頭のお手入れが、めんたままさんの中で必須であれば、母乳がにじむことがあってもそのケアをやめなければならないわけではないかなと考えます。
ですがもし、乳頭のケアよりも母乳を止めたいことが優先であるならば、期間は定かではありませんが、ご自身が乳頭のケアをお休みできる間はしばらく乳頭に刺激を与えるような状態は避けてみてもよいかもしれないですね。

よかったら参考になさってみてくださいね。
よろしくお願いいたします。

はい、個人差はありますが、母乳といいますか母乳様の分泌物が乳頭よりみられる場合はあります。
授乳をやめればすぐに止まるとは限らないので、ご心配が続くようでしたら受診もご検討なさってみてくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。