娘の体重について

しったんさん、おはようございます。
助産師の宮本です。
ご相談ありがとうございます。

お子さんは生後7ヶ月をむかえられたのですね。
36週の早産でもしっかり体重があり、その後の成長も順調なようですね。いま9㎏ちょっと体重があり、成長曲線をこえていることで、他のお子さんと比べて大きめであることでご心配なのですね。
ミルクの量など摂取量についてもお悩みなのですね。


大きめであること、飲み過ぎであることとお聞きすると一番心配なことは、お子さんが大きすぎて自分の力で動けなかったり、飲み過ぎで嘔吐してしまっていないかなということなのですが、このあたりはいかがでしょうか。
発達に個人差はありますが、首座り、寝返り、ずりばいなどお子さん自身の意思で、自分の体を動かす様子はいかがでしょうか。

極端な場合ですと、大きすぎで体が重くて寝返りや自力で動くことができないなど困りごとがある場合もあります。
そうではなく、ある程度お子さんの意思で体を自由に動かすことができるようでしたら、成長曲線を越えた成長であっても大丈夫かなとひとまず考えることは多いです。

はっきりした背景がわかりかねますが、成長曲線を超えた成長を遂げていて、過度な肥満などが目立つ場合は、何か疾患を疑う場合もあります。このあたりは助産師の範疇ではお答えできかねますので、お子さんの動きや成長具合でご心配が続く場合は、かかりつけの小児科でまずはご相談いただければと思います。

飲んでいるミルクの量や、2回食を召し上がっていることからも、いまはもしかすると消費エネルギーよりも摂取エネルギーの方が上回っているのかもしれないですね。
積極的に体を動かすような遊びをしてみたり、離乳食で満足しているようであれば離乳食後のミルクを少しずつ減らしてみることもひとつの方法かもしれないですね。

体重の伸びが順調なようですので、おしっこ、うんちなど排泄が問題ないようでしたらミルクの減量も検討なさってみてもよいかもしれないですね。
とはいえ、一度沢山飲んだことを覚えると、なかなかミルクを減らすことが難しい場合は多いです。
その場合、減らさずともこれ以上は増やさない(月齢が上がったからといってミルクの量は増やさない)ことを意識されるとよいかもしれないですね。

よかったら参考になさってみてくださいね。
よろしくお願いいたします。

そうなのですね。寝返り返りでくるくると回りながら動くことはできるのですね。そうしますと、お子さんの意思で自分で動きながら床で遊びを楽しめそうですね。
飲んであとに寝返りをしたり、うつぶせになっている状態でもどしてしまうことは仕方がない部分もあるかと思います。
そのような状況がみられるのであれば、飲んでからしばらくは抱っこで過ごすなど、お子さんが落ち着くまでうつぶせは避けた方がよさそうですね。