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寝返りについて

みれい
来週で5ヶ月になる女の子です。
生後3ヶ月を迎えてすぐに寝返り(左側)ができるようになりました。
うつ伏せが楽しいようで、この2ヶ月間起きている間仰向けに寝かせるとすぐに寝返りをし、ほとんどの時間をうつ伏せで過ごしています。
最近は目の前のおもちゃを取ったり、少し離れたおもちゃまで、ずり這いとまではいかないものの、身体をくねくねさせて進んで取りにいったり、飛行機ポーズをしたりして楽しく過ごしています。
ただ、寝返り返り・右側への寝返りがいまだにできず心配しています。頭を左側に傾けて練習のようなことはしていますが成功はないです。
寝返り自体は早かったものの、約2ヶ月経っても両側の寝返り・寝返り返りができないこともあるのでしょうか?

2024/11/16 15:02

古谷真紀

助産師
みれいさん おはようございます。

生後5か月を迎えるお子さんの寝返りについて気にされていらっしゃるのですね。

片側への寝返りができるようになり、反対側への寝返りができない期間があるのは、発達の過程では起こりうることです。片側ができたら、もう一方もすぐにできるようになるものではありません。また、寝返り返りについても同様で、段階的にできるようになる子もいれば、なかなかできない子もいます。

赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいたときの姿勢の影響もあり、特定の方向を好んで寝返りをしたり、頭や顔を特定の方向へ向けるなどの現象が起こりやすいと医学的には推測されています。

生まれた後、赤ちゃんが自分の身体を自分の意思で動かせるようになり、自分の身体の輪郭を知り、身体の中心を認識することで、少しずつ身の回りを空間を把握しながら運動の発達が進んでいきます。

赤ちゃんは周囲の環境に反応しながら育ちます。特定の月齢が来たら自然と自動的にいろいろなことができるようになるのではありません。また、一定の時間や期間でできるようになるものでもありません。月齢に応じた発達の目安はありますが、それはあくまでも目安で、早ければよいというものでもありません。
月齢がすすむなかで、五感を使いながらその場に応じた反応をしたり、学びながら成長発達していきます。成長発達のスピードは常に一定ではなく、ゆっくりすすむときもあれば、突然すすんだり、戻ったり、とどまることもあります。

両サイドへの寝返りや寝返り返りをしないことは、月齢的には自然なことと察しますが、運動発達として順調なものかどうかは実際の診察なしで判断できるものではありませんので、ご心配が続く場合は、お住まいの近くで利用できる育児相談や医師による診察、乳児健診の際に相談してみてくださいね。

2024/11/17 10:06

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