会陰マッサージ

みーさん、こんにちは。
ご質問ありがとうございます。
助産師の高杉です。

出産の時の会陰切開や会陰裂傷についてご心配なのですね。

無痛分娩の予定でしたら出産時には麻酔が効いているので会陰切開や裂傷の痛みはほとんどないと思います。(無痛分娩でなくても、陣痛の痛みの方が強いので会陰切開や裂傷の痛みを感じられる方はほぼいません。)なので、ご安心くださいね。

会陰マッサージは、会陰切開や縫合を必要とする会陰裂傷の発生率が低くなるといわれています。
お腹のはりなど切迫症状がないようでしたら今の時期から会陰マッサージを始めても大丈夫です。もし、お腹のはりなどあるようでしたら、かかりつけの先生にご相談されてから始めるといいでしょう。

会陰マッサージの方法もご紹介しますね。
マッサージをする前は必ず手を清潔に洗ってから行いましょう。お風呂上がりだと皮膚も柔らかくなっているのでやりやすいですね。
① 清潔にした指にオイルをつけます。
② オイルをつけた指を腟に親指の第2関節くらいまで入れ、腟の中から肛門方向にゆっくりと圧をかけます。
③ 次に、時計の4時から8時の方向に左右にゆっくりと圧をかけていきます。
これを、5～10分ほど行います。週に2-3回されるといいですね。

この方法が難しければ
オイルをつけた指で会陰部をくるくると円を描くようにマッサージするだけでも大丈夫です。

終わった後、オイルが気になる場合は軽くふき取ってくださいね。

マッサージの途中などでもお腹がはるようでしたら必ずやめましょう。また膣を傷つけないように爪は短く切ってから行いましょうね。

ご参考にされてくださいね。

お返事ありがとうございます。
助産師の高杉です。

そうですね。会陰の伸び方は個人差があるのでマッサージしても難しいこともあります。高齢でもよく伸びる方も中にはいらっしゃいますが一般的に難しいといわれています。

お腹が大きくなってきているので難しさはあると思います。お風呂に入った時にシャワーチェアーなどに座った状態で、無理なくされるといいかもしれませんね。