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2歳児のしつけ

るい
あまり赤ちゃんではない内容で申し訳ないのですが、書かせてください。もし他に相談できる場所などありましたら教えていただけますと助かります。
そして長文で申し訳ないです。

子供2人いて、上が2歳8ヶ月(女の子)、下が1ヶ月(男の子)です。
下が生まれて上の子の赤ちゃん返りを危惧していたのですが、思ってたより受け入れてくれているようです。
ただ、イヤイヤ期は絶賛継続中で、加えて女の子だからかとても会話が上手で、最近は本当対応に疲弊しています。
具体的には、なるべく癇癪をさけるために
“ある程度のわがままは許して付き合う(親とだけならok)“
”見通しをたてて伝えて行動をスムーズに進める(ご飯の後はすぐにお着替えだよetc)“
“ポジティブな声かけ(◯◯はダメ→◇◇をしよう)“
“お約束して行動して褒める(デザートはご飯食べ終わったらね/お菓子は1個だけにしようねetc)”
を夫と共に日々心掛けてはいるのですが、本人が納得しても途中でやっぱり嫌だとなる瞬間、一気に癇癪を起こしてしまいます。

自分や他人に危険な行動につながる場合は確実に辞めさせるので親としては分かりやすいのですが、マナーや生活習慣、他人との関わり方など、追々成長して行く上で身につけていくべき内容だった時、親として譲ることを躊躇してしまい、癇癪がヒートアップしてしまいます。2歳児には難しい、3、4歳になってからで良いとたまに聞きますが、会話も上手で記憶力も良い娘は”この前は良いって言った!“となってしまうため、さらに余計に。。
結局は癇癪を起こさせてしまい、落ち着くまで(見守り)放置、その後忘れてくれてたらラッキー、忘れてなくてまだ掘り下げてきた場合は気を必死に逸らしたりまた癇癪に繋がったり...とエンドレスになることもあります。譲ると”癇癪を起こせば許してくれる“と覚えてしまってる気がします。
2人目が生まれて私本人がイライラしやすくなっているというのは確かにあって自覚しているつもりですが、どうしても2歳児の対応が日々ストレスとなり、優しくできないことに苦しみます。

もし何か良い方法があれば教えていただけますと嬉しいです。
よろしくお願い致します。

2024/10/12 17:00

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師
るいさん、ご相談承ります。
息子さんのご出産おめでとうございます。2人の子の親になり、1カ月がたったのですね。ご夫婦で娘さんへの対応を考え、偏らないようによくお話しされていらっしゃるのが想像できます。娘さんにとってはとても安心できる環境だなと思いました。

言葉の発達が早いと感じるのですね。自己主張するチカラがあるとも言い換えることができますね。その一方で2歳では湧き起こる感情を抑えたり、切り替えるような力はまだ未熟です。自己制御のチカラは4~5歳以降に備わってきます。今、娘さんは、自己主張、自分の好奇心が発達し、やりたいことや欲しいことを人に伝えることができるようになりました。その一方で、自分の感情をコントロールすることは難しく、瞬間的に沸き起こった感情に、娘さん自身も戸惑い、感情を収める方法が見つけられずに困っていることもあるかもしれません。娘さんは決して、親を困らせようとして癇癪を起こしているわけではないということも知っておいてあげましょう。
大人でも自分の感情を抑えることって難しいことがありますね。それを2歳の娘さんがすんなりできることのほうが心配になります。会話が成立する分、言葉での理解が発達しているだろうと期待する部分も親としてはあるのかもしれません、それでもまだ2歳です。
「癇癪を起せば許してもらえる」と覚えているかもと心配があるのですね。子どもの気持ちを理解しようとすることは、子どもの思いどおりにするということとは違います。やはりルールとして覚えてほしいことは、譲らない一貫性は親として必要な軸だと私は思っています。

いろいろな対策をされています。さらにできることとしては、共感的、肯定的なことばかけがあります。
やってみたけれどうまくいかなかった、ルールとして試すことを許されないものなどの場合、子どもの気持ちを想像しながら、肯定的なことばかけをしてみます。やりたかったんだね、○○しようとしてここまでできたね、などですね。その時の娘さんの「気持ち」を代弁してみます。気持ちは娘さんのとっても大切なものです。それを親が大切に扱うことで、娘さんが自分の感情に向き合い、感情に気が付く機会となります。

癇癪の手前、あるいは癇癪が起きたら、見守ることができています。そして落ち着いてきたら、「落ち着いてきたね」と言葉で、その状態を認めてあげることも大切です。落ち着くことができたこと、忘れてなくて掘り下げてきたときにはもう一度、ダメな理由ややってほしくない理由を言葉のトーンを抑えて、手を握るなど体の一部を触りながら伝えてみると、感情のぶり返しが穏やかになることもあります。

もしも、娘さんが気持ちを話すこともできるようなら、その気持ちを言葉にしてもらうのもよいと思います。親が気持ちを想像して代弁するよりも、状況や感情を振り返る機会になります。すると、自分の感情に気が付き、コントロールする力が育ってきます。気持ちがわかったら、どんな気持ちも娘さんの大切な感情です。いったん受け止めてあげてみましょうね。

産後のイライラに気が付いているのも、るいさんの大切な気持ちです。イライラするくらい、真剣に娘さんに対応している証です。2歳はまだ幼くて、時間がかかって、それでも自己主張を育んであげたくて、親としてもまどろっこしく感じる年代だと思います。それを待ち、親としての忍耐を鍛える時期です。その姿を娘さんは見ています。我慢の仕方をここでるいさんがお手本になる姿としてぜひみせてあげてくださいね。とはいえ、産後の疲れやすさもありますから、無理せずに、ストレスをため込みすぎないようにお過ごしくださいますよう、お願いします。
少しでも参考になりましたら幸いです。

2024/10/13 20:39

るい

0歳1カ月
細かく読んで回答してくださり、ありがとうございます。自分もやはりむきになり過ぎている部分や期待し過ぎている部分が出てきてるなと感じるので、もう一度落ち着いて娘との日々に向き合えたらと思います。
助言いただき、ありがとうございます。大いに参考にさせていただきます。

2024/10/17 12:08

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