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風邪ひくことによる胎児への影響

ぽこ
現在29週目の妊婦なのですが、17週のとき2日ほど38℃の熱がでて、咳が3週間続き治ったからと思ったら21週目のときに鼻水が出てきて再び痰が絡む咳が出て同じく3週間程で治りました。どちらもコロナ、インフルではなく、内科、耳鼻科、産婦人科全てに確認し風邪だろうという診断を受けました。ただ、コロナインフルの検査はしましたが、その他特別な検査はしていません。その際服用してた薬はセフゾンカプセル、麦門冬湯、小青竜湯、アストミンです。ほんとに風邪だったのかも気になり、また出産までに体調を崩しそうでこわいです。現在仕事をしていて、周りに風邪ひいている人が多数います。除菌や休憩時間などは食事以外はマスク着用し気をつけています。もしまた風邪をひいた場合3回もひいて胎児に影響がないか心配です。

2024/10/10 21:11

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師
ぽこさん、ご心配の中お待たせして申し訳ありません。
ご相談を承ります。
妊娠中は、自分の体調だけではなく、お腹の胎児への影響も気になって心配が募りますね。今は体調は回復され、予防に努めていらっしゃるのですね。

お熱が出たときには、胎児のいる環境温度が上昇します。処方され、指示された解熱剤をうまく使い、熱を下げてあげるようにしましょう。胎動にも注意を向けて、冷却や氷枕などを使用し、ゆっくりと過ごします。お薬は基本的には妊婦が飲んでもよいものしか処方されません。信頼して飲んでいただくことができますよ。

妊娠していることで、体力を使い疲れやすく、免疫も下がることも多くあります。どんなに気を付けていても、風邪の原因となるものは周囲に存在しています。マスクと手洗いを今後も続けていただくことが、何よりの予防になります。

産休までは頑張りたい気持ち、休暇の残数など、働きながらの妊娠は気にかかることもあるかもしれません。どんなに予防しても、防ぎきれないこともあります。体調がよくないと感じたときには無理せずに休むことを選ぶチカラも持っていてくださいね。そして温かいものや消化の良いもの、そして水分をしっかりと摂って、休養していただきたいと思います。
胎盤からしっかりと免疫を送り届けることもできています。妊娠が進むにつれて、お腹が大きくなり、咳やくしゃみなどにも神経を使います。風邪を何回引いても、胎児への影響を考えながら主治医と乗り越えていってほしいと思います。

そして笑顔には免疫力を高める力がありますよ。赤ちゃんを迎える準備やお腹の中とのコミュニケーションをとりながら、自然と笑顔になれる毎日もおすすめです。1日1日、コロコロと変わる気持ち、心配なことも不安もありますね。楽しい嬉しいも見つけながら、お過ごしになることも、風邪予防になること、知っていただけると嬉しいです。
少しでも参考になりましたら幸いです。よろしくお願いします。

2024/10/13 12:34

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