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乳腺炎について

ゆう
たびたび乳腺炎になる原因には何があるのか?
乳腺炎を疑ったときには毎回速やかに受診しておっぱいを見てもらった方がいいのか?
教えてほしいです。

わたしは産後3週目くらいから完母で育てています。赤ちゃんの体重増加は50g/日くらいです。

授乳の間隔は日中は4時間くらい、夜は寝ると5~6時間あいて、その後は2時間おきに2回起きるので都度授乳し、朝を迎えるようかなんじです。

産後2ヶ月頃に片方だけ乳腺炎になりお産した産婦人科を受診。おっぱいはきれいなので授乳して大丈夫、吸ってもらうことで治りますと言われました。
その2~3週間後に左右とも乳腺炎になり、たまたま受診した内科で抗生剤をもらって2回目の乳腺炎は治りました。
そして、今日また乳腺炎になってしまったみたいです。

原因について心当たりは、授乳の際、ここ2~3日は片方のおっぱいだけを飲んでもう片方のおっぱいは飲まない、でも2時間後くらいに大泣きして授乳(片方だけ)することがちょこちょこあったことです。
今までより、おっぱいを飲んでいる時間が短くなり、その代わりに吸う頻度が増えました。


頻回授乳はなるべくしない方が良いですか?
また、乳腺炎になるたびに受診した方がいいですか?

2024/10/9 20:11

在本祐子

助産師
ゆうさん、こんにちは。
ご相談くださりありがとうございます。
赤ちゃんの体重がしっかり増えていますから、分泌が非常に豊かなんでしょうね!
その点から考えていくと、やはり今はまだ分泌量が赤ちゃんが必要として飲む量を上回り、多乳傾向にあると思われます。
片側しか飲めないタイミングが、結果的にちょこちょこ飲みになることも、よくあると思います。致し方ない部分ですね。

頻回授乳に関しても、頻回授乳するとそれだけ、おっぱいの刺激が加わり、分泌が促進され乳腺炎になるという見方もありますし、反対に頻回授乳しないと、うつ乳状態の時間が長くなり、乳腺炎になりやすいという見方もあるため、頻回授乳一つをとっても、メリットやデメリットがありますね。

乳腺炎にはいくつかの種類があります。
一般的に、産後によく起こす乳腺炎は、急性うっ滞性乳腺炎であり、これは、母乳が乳房にたまってしまうことが原因となって乳腺に炎症を起こして発症します。

母乳分泌量が赤ちゃんが飲む量より上回ってしまい、おっぱいに残乳が溢れているイメージです。


乳管が十分に開いていなかったり、母乳をうまく赤ちゃんが飲めない、飲む力が弱い、授乳の間隔が空き過ぎてしまう、乳房の圧迫が強く長時間続いてしまうなどが発生理由になります。



この場合には、乳腺にたまっている母乳をとにかく出していきます。赤ちゃんにたくさん母乳をあげましょうというのはここからきています。

また、乳腺にバイ菌がいる場合の乳腺炎もあります。

これを、急性うっ滞性乳腺炎と言います。
バイ菌の感染をともなっている状態です。母乳が細菌感染して化膿することがあるという理解です。非常に高い熱が現れ、全身症状に及びます。この様な場合には、切開・排膿などの局所的な外科処置が必要となることも。
また乳房マッサージを行い排乳させることもあります。この様な場合には、適切な治療やケアを受け、完治させることが重要と考えられ、受診が必要です。悩まれる場合には、都度受診くださるのが基本です。

対処についてですが、よくあるうっ滞性乳腺炎であれば、よく飲ませることになりますが、、心配な場合には、母乳外来や助産院にご相談いただくのが1番です。
自己対処法については、以下のサイトに詳しく記載しております。
一度ご覧いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いします。

https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/1753

https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/955


2024/10/10 11:27

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