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睡眠について

かな
生後2ヶ月半の女の子を育てています。

娘は昼寝を全くしない(寝ても1日2回ほど15〜30分程度)のですが、その分夜はまとめて寝ていました。
19時〜20時に寝たら3〜4時に一度起きるか、全く起きず6時頃まで寝てくれていたのですが、最近になって
19時に寝たら23時頃、4時頃、と2回起きるようになり、さらに泣いてなかなか寝てくれなくなってしまいました。
ミルクを飲ませて30分ほど抱っこすると寝ます。
それがこの月齢の本来の姿と言われたらそれまでなのですが、急に起き始め泣いて寝ないということがここ最近なかったので困惑しています。

唯一変わったことがあるとすれば寝かしつけの際に着せたいたスワドルを、手が気をつけの姿勢になるぐるぐる巻きのもの(スワドルミー)から、手が上に上がるもの(スワドルアップ)に変更しました。前より可動域が広くなったため少しバタバタ動くようになったのですがこれが原因でしょうか?
変更した理由としては、寝返り対策で手が全く自由が効かないよりもきいたほうがいいと思い変更した次第です。(腕のところがチャックがあくものです)

元に戻すのもなあと思っており、何かアドバイスをいただけたら幸いです。
尚、お昼寝に関しても夜と同じ条件(暗くしてスワドルで寝かす)で寝かしつけしますが朝寝、昼寝で各15〜30分しか寝ません。
こちらも何かやれることがあれば知りたいです。

よろしくお願いいたします。

2024/10/9 8:23

在本祐子

助産師
かなさん、おはようございます。
ご相談くださりありがとうございます。
お子さんのお昼寝が細切れで、深い眠りに入り辛く、悩まれていましたね。
ママさんも頑張ってくださっていますね。

私たち大人の睡眠は、浅い眠りとされるレム睡眠の割合は15~20%ほどと考えられています。ほとんどが深い眠りなんですね。

ですが、一方で、赤ちゃんの睡眠は、睡眠全体の半分が、浅い眠りで占められているようです。

そのため、赤ちゃんは、目が覚めやすい環境にあり、ちょっとした刺激でも泣き出しやすいとされます。まさにママさんのコメントにあるように、今の月齢ー乳児期の標準的なご様子でもあるわけです。

お子さんの睡眠がスムーズに行くためには、空腹がなく、満腹過ぎず、少し涼しいくらいの環境が適切です。

また皮膚のトラブルがあると寝付きにくいとされますから、湿疹やオムツ皮膚炎などは積極的な治療や健やかな皮膚を保つためのケアが望まれます。
便秘があると、お腹の不快感が常にありますから、毎日〜1日おきくらいのサイクルになるようにするのも大事です。

抱っこしていて、寝たかなーと思っても、実際に深い眠りに入るのはもう少し先だったりします。

国立研究開発法人理化学研究所では、赤ちゃんの効果的な泣き止ませ方、寝かしつけの研究がなされています。

赤ちゃんの泣きやみと寝かしつけの科学 | 理化学研究所

https://www.riken.jp/press/2022/20220914_1/index.html#note1

抱っこをしながら、一定テンポで歩きながら寝かしつけるのが一番早く寝付け、かつ寝たと認識してから、5-8分くらいは抱っこしたまま座ってお過ごしいただくのが、よいと考えられています。
深い眠りについてからのゴロンがお勧めです!

宮川助産師も動画で抱っこやゴロンの寝かしつけについて解説していますのでご覧になってみてくださいね!

https://m.youtube.com/playlist?list=PL5X6kc70Rx7DxGV2fIk7p6saPM54-l3Co

様々な工夫をしても、睡眠が短いスパンのお子さんは一定数いらっしゃいます。
おくるみの効果は一長一短で、寝かしつけしやすいと言われたりもしますが、体動がしにくいため、赤ちゃん本来の寝やすい姿勢かどうか、赤ちゃんによっても異なりますから、寝苦しい場合もあるかもしれません。

答えが見つかり辛いですが、今、できることをしても、睡眠の改善が難しい時には、我が子の特徴として割り切るのも必要かもしれません。
ママさんのリフレッシュタイムが大事になりますね。

休息をとる方法について、家族と相談したり、必要に応じて、自治体のサービスなど検討してみるとよいかもしれません。
窓口は地域の保健師になります。
よろしくお願いします。

2024/10/10 7:10

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