浅吸いと授乳後の口パクパク

ぺよさん、こんにちは
助産師の宮川です。

ご相談をどうもありがとうございます。
お子さんの浅吸いとお口のことについてですね。

満腹中枢が形成されるようになるのは、生後3ヶ月ごろといわれます。
それまでは、疲れたり眠たくなるまで泣いて欲しがって見せることがあります。

生まれひと月ほどになるということなので、その分体力もついていると思います。
するとちゃんとある程度飲めていても、お口をパクパクして見せることもあるのではと思いました。

目の前にいる間だけでも、うつ伏せ遊びをされる時間を増やしてみるのもいいかもしれません。
そうしていただくことで、遊び疲れて、飲み方や欲しがり方も変わるようになることは増えるのではと思いました。

仰向けから声をかけながら、ゴロンと寝返りをするようにしてうつ伏せにしてみてください。
そしてお子さんの両肘を前に揃えてあげるようにします。そうすると両手が目の前に揃うようになりますので、お顔が上げやすくなります。
一緒に目線を合わせて声をかけながらやっていただくと、モチベーションが上がりますので長くできるようになります。
少しずつ、短時間からでいいですよ。
泣き出したら、また声をかけてゴロンと仰向けに戻してあげてください。

うつ伏せ遊びは、月齢×10分を1日のトータルの目安でしていただけます。それぐらいに体力がついているとも言われますよ。

また吸い方ですが、保護器をつけていたということなので、その名残もあり、お口が小さめになってしまうのかもしれません。
それでもお互いにしっかりと密着をするようされると変わるかもしれません。

横抱きでも縦抱きでもどの姿勢でも基本的には、お子さんとお腹同士をくっつけていただき、お子さんの耳と肩と腰のラインにねじれがないように気をつけていただけるといいですよ。
そしておっぱいの高さとお子さんのお口の高さが合うように調整をしてみてくださいね。
そのためにお母さんが前屈みにならないように、
クッションや巻いたバスタオルを手の下に入れ込んでいただき、高さを調整されてみるといいですよ。
またお子さんのほっぺとおっぱいがくっつくぐらいに密着をしていただけると、その分深く吸い付けるようになりいいかもしれません。

またぺよさんが仰向けで横になっている上に覆いかぶさるようにして、お子さんに飲んでもらうようにされてみることでも、重力の力も借りて深く吸い付けるようになります。
何度かそのような体勢で飲んでもらうことで、同じ時間吸っていても出てくる量は増えることになります。
そうして良い点があることをわかってくれるようになったら、深く吸い付いてくれるようになるかもしれません。
お一人ではなかなか難しいと思いますので、ご家族にも協力をしてもらってみるのもいいと思いますよ。

良かったら参考になさってみてください。
どうぞよろしくお願いします。