テンションが上がった時に母親だけにする攻撃行動への対応

ゆーままさん、ご相談承ります。
かなりお辛い状況、真剣にとらえて考えたい状況だと私は思いました。子どもの腕やこぶしは小さいので、大人の体格によっては苦しい状況になること、お察しします。本人が遊んでいるつもりでも、苦しいと感じている人がいれば、その状況がなくなることが安全と安心につながります。「甘え」で片づけるには、心身のご負担が大きすぎると思いました。

大切なことを相談してくださりありがとうございます。
ゆーままさんにはチカラがあります。いくつものできていることがあります。まずは、やめてということができています。そして保育士や夫などの周りの人に状況を相談することができています。ゆーままさんにとっては、ご自分を守るための行動です。

娘さんのテンションが上がったときに、その感情をどう表現するのがいいのかわからないのかもしれません。苦しがる母親を見ることで、娘さんの高ぶった感情が、安定に向かう方向に切り替わるのかもしれません。どんな理由があっても、ゆーままさんが苦しい思いをしてもよいとは思いません。
嫌だと言うこと、言い続けることは必要です。ゆーままさんが一人で言っても受け取ってくれないようなら、夫や保育園の先生も一緒に言ってもらうことも大切です。
感情が盛り上がってきた時の、ほかの対処方法を見つけることも必要です。一緒に気持ちを共有すること、楽しいね、嬉しいねの気持ちをゆーままさんから娘さんに伝えることもよいですね。ダイナミックな動きで感情を表現するのであれば、ゆーままさんではなく、例えば大きなぬいぐるみを抱きしめるなどに切り替えることができたらとも思いました。
保育園では、同じような行動をとらないとのことです。今後も母親以外の人にはしない可能性も高いように思います。保育園ではテンションがあがったときにはどのような行動が出てくるのか聞いてみると、自宅で取り入れられる行動を考えるヒントになるかもしれません。体を動かすスポーツなどを習うなども、体力を違う場所で発散することができて変化が起こる可能性があります。

今後のことを実際の娘さんのご様子をみながら相談できる場所を見つけていただきたいと私は思います。まもなく3歳児健診が支援センターでありますでしょうか。そのときには生活でお困りの状況がないか相談することが可能です。もしも健診までに少し期間があるようなら、支援センターに直接相談することもできるのではないかと思います。

最後に、娘さんを守るためにお願いがあります。首をしめる、蹴る、飛びかかるなど、どこかで目撃したのではないかと推測されます。今後、ほかの人の暴力的な行動を目撃する状況がないかどうか、ご確認いただきたいと思いました。よろしくお願いいたします。