体重管理について

まぁ
はじめまして。
3人目妊娠中14w3dです。
身長155cm体重47.8kg 

もともと太りやすい体質で1人目の妊娠中に体重が11kg程増えてしまいました。子どもが2歳ぐらいの時に食事を減らしてダイエットをして痩せました。
2人目は気をつけようと慎重になり過ぎて毎日体重を測って少しでも増えていた日や健診前日は食事を抜いたり炭水化物を摂らなかったりして制限していました。自分の体重は5kgの増加で止めることができたのですが赤ちゃんが2130g という低体重で生まれ、一時的な無呼吸状態もあったためNICUに入りました。今は元気に育ってます。

今回の妊娠では食事を抜くのはやめようと思っているのですがやっぱり体重の増加が怖くて全く食べないという事はありませんが朝昼ごはんの量を減らしたり炭水化物を抜いたりしてしまっています。夕飯は唯一家族みんな揃って食べられるので炭水化物は抜いてますがおかずは食べるようにしています。
食べなきゃと思っても体重が気になって神経質になってしまい1日中体重と食べ物のことを考えている自分が嫌です。 
 
また、1人目2人目の時は保育士として働いていたので給食があり、それで栄養が摂れていましたが今は育休中の為お昼ごはんに何を食べればいいのか分からないし自分の為に作るのもめんどくさいと思ってしまい、適当に済ませてしまっています。働いていた時は運動量も多かったので食べても消費できていたけれど今は 家にいて散歩とストレッチくらいしかしてないのでどれだけ食べていいのでしょうか?体重を気にしすぎなのはどうしたら治るのでしょうか?

長文になってしまい分かりにくい文章ですみません。

2021/4/2 9:53

久野多恵

管理栄養士
まぁさん、おはようございます。
ご相談頂きありがとうございます。

妊娠中の体重管理についてのご相談ですね。
妊娠中に体重が増えるのは自然なことですし、望ましい体重増加量まで増やす事も大切な要素ですし、母親の役割であるとも思います。

体重増加量が少なすぎると、低出生体重児のリスクがあがり、貧血などのリスクもあがります。ただ、体重が増えすぎても、巨大児、妊娠高血圧症候群などのリスクがあがります。妊娠期は望ましい体重増加量を目安に増やしていく事が大切です。

先月頭に、日本産科婦人科学会にて、妊娠時の体重増加の制限をする人が多く、低出生体重児が急速に増えており、今後の日産婦の診療指針や妊娠中の体重増加量の目安も変更される見通しであるという事が発表されたばかりです。
まぁさんの身長と体重から、ふつうの体型(痩せに近い)ですので、今までは7~12kg程度の増加量としていましたが、今後は10~13kg程度の増加量と変更される見通しであると発表されました。1人目の体重増加は多すぎる事はなくとても良い増加量であったと思います。

この様な状況からも、望ましい体重増加量まで増やす事が、お子様の健やかな成長にもつながり、お母さんの出産に耐えうる体力作りや、筋力作りにも繋がってくるのだと思いますよ。

お産が楽になるからと、赤ちゃんが大きくなりすぎないように体重管理を厳しく助言される産院もあるようですが、3食しっかりと食べて、赤ちゃんとママに必要な栄養を補給していく事が一番安全・安心なお産に繋がるのだと思います。

妊娠中の体重管理はダイエットではないので、糖質制限をしたり、食事量を減らしたりという事での管理はお勧めしていません。 必要なエネルギーが摂取できなくなり、お子様の発達面で心配になったり、お母さんの貧血などのリスクもあがってくるという事もあります。
普通のご飯でなく、雑穀米や玄米を入れて炊く事で食物繊維やミネラルが多く摂れます。 満腹感が増しやすいものでもあるのでお勧めです。 また、糖質が多い野菜などは多く摂取しない様に心がけると良いと思います。 じゃがいも、人参、かぼちゃ、さつまいも、れんこん、などは糖質が多い物なので、使用するのは問題ないですが、ポテトサラダやかぼちゃの煮物などの副菜の頻度は多くない方が良いと思います。 

間食習慣や甘い飲み物の習慣がもしあれば、糖分や脂肪分・塩分の多いものは基本的に控えましょう。 妊娠中の間食はビタミン・ミネラル、鉄分、カルシウムなどが補えるものが良いと思います。 きな粉ヨーグルト、小豆寒天、ヨーグルトフルーツグラノーラ、果物などがお勧めです。

妊娠期のバランスの整え方については下記を参考にして下さい。
【妊産婦のための食事バランスガイド】(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/dl/h0201-3b02.pdf

また、ベビーカレンダーアプリ内に、この食事バランスガイドの活用法について説明した動画がありますので、合わせて参考にして頂けたら幸いです。

【妊娠中の基礎知識】妊娠中の食事のとり方(食事基本編)
https://www.youtube.com/watch?v=BD5Fl4F7Pbc&feature=youtu.be 

食べたものを効率的にエネルギー源として変換する為には、ビタミンB群が大切な役割を果たします。 肉や魚、卵、大豆製品などたんぱく源にはビタミンB群が多く含まれますので、上記のバランスガイドを参考に、たんぱく源を不足することなく摂りいれていかれると良いですね。

よろしくお願い致します。

2021/4/2 11:02

まぁ

妊娠14週
ご返答ありがとうございます。

「望ましい体重増加まで増やすのも母親の役割 」そうですよね。自分が太りたくないからなんて自分勝手ですよね。自分のことばかりで母親の役割果たせていませんでした。
これからは赤ちゃんの為にもバランスよく食べ栄養を届けられるように食生活を見直していこうと思います。 

2021/4/2 12:02

久野多恵

管理栄養士
まぁさん、お返事ありがとうございます。
太りたくないという願望は女性なら誰しもありますから、自分勝手とは思わないですよ。ご自分を責めないでくださいね。
ただ、赤ちゃんの為にも、お母さんの為にもなるという所を考えて頂くと、バランスの良い食事が最良の方法だと思います。
また何かお困りのことがあればいつでもお声掛け下さい。

2021/4/2 21:26

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