子宮頸管の長さについて

ねこさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
子宮頚管の長さについてですね。

お答えが遅くなり申し訳ありません。
妊婦健診の際には、経腟エコーで子宮頸管の長さを測定することがありますね。検査の前には必ずと言っていいほど、トイレを済ませてからとお願いすることがあります。これは、膀胱が膨らんでいると頸管が押し上げられ、実際よりも長く測定されてしまうことがあるからです。膀胱が空の状態ですと、子宮頸管が自然な角度や長さで見えるのですが、膀胱がいっぱいですと、膀胱が子宮を前方から押し上げ、頸管が伸びたように見えるため、実際よりも長めに出やすいことがあります。頻尿で少し溜まった状態では極端な誤差は出ませんが、やはり正確に測るためには、排尿を終わらせてから計測する方が良いと思います。また、計測中の力の入り方についてですが、力を抜いた方がより自然に近い値が出ます。測定中にお腹やお尻に力が入ると、腹圧で子宮が下がり、頸管が短く見えることがあります。ですので、検査のときはなるべくリラックスして力を抜くことが大切です。ただ、検査の一環で医師が、軽く腹圧をかけてみてと指示することがあります。これは力んだときに頸管がどれくらい短くなるか＝出産のリスク評価に使われるため、指示がある場合は力を入れていただいても大丈夫ですよ。

ねこさん、お返事ありがとうございます。
便秘がちですと、お腹が張りやすくなったり、それに伴って頚管長が短くなることはあると思いますよ。また、トイレを我慢してしまったり、硬いうんちを出そうとして腹圧をかければ、それも頚管長には影響があると思います。