子どもと関わるのがしんどいです。

悠夜さん、こんばんは。
ご相談ありがとうございます。
お子さんとの関わりがしんどいとお感じになることがあるのですね。

とてもお辛いお気持ちを吐露してくださいましたね。お話してくださってありがとうございます。ここまでのお気持ちを言葉にするのは、とても勇気のいることと思います。悠夜さんは、ご自身をおかしいとおっしゃっていますが、そんなことは決してありませんよ。ご自分の感情をきちんと見つめ、言葉にして誰かに助けを求めることができているのは、とても強くて誠実なことと思います。育児の疲れをお感じになったり、想像と違う子育ての現実があったり、母親とはこうあるべきという周囲からのプレッシャーがあったりすれば、お子さんに対して可愛いという感情が湧かないということも自然な反応と思いますよ。おそらく、悠夜さんの心の余裕がなくなるほど、とても消耗してしまっている状態なのだと思います。お子さんがママさんの手を触るのは、おそらく安心したい、甘えたいというサインだと思います。ですが、それを嫌だと感じることは悪ではないですよ。人には「他人との距離感の限界」があります。特に、自閉症の傾向のあるお子さんは身体的接触を通じて安心を得ることが多く、それが繰り返されると、親の方が圧迫感を覚えやすいこともあります。ママさんの感情を悪いものと考えて無理に感情を抑えたりなさるよりは、今はしんどい、少し離れたい、と感じたら、距離を取っていただいて大丈夫ですよ。それが母親失格なんてことはないですよ。特に、発達がゆっくりなお子さんですと、反応が薄い、アイコンタクトや笑顔の返しが少ないなどを感じられることもあり、なかなかママさんとしても、ご自身の育児に対する反応を得られず、しんどいお気持ちになることもあると思います。無理にお子さんにたくさん関わろう、何かしてあげようと思わなくてもいいですよ。触らず見守るだけでも良いと思います。お子さんが遊んでいるのを黙って見て、例えば、積み木が積めたね、動いたね、などと、心の中でつぶやくだけでも十分と思います。また、言葉の代わりに声や音で反応するのも良いと思いますよ。例えば「うん」「おー」「すごいね」など、単語を絞ることでそれほど気負わなくても良いかもしれません。また、触られるのがつらい時は、「今ママちょっと休憩ね」と言って席を外したり、上手に一時保育やファミサポ、療育中の預かり時間など、ママさんも休息を取られる方が良いと思いますよ。悠夜さんは、お辛い思いを抱えながら、今までよく頑張ってこられたと思いますよ。2歳になるまでちゃんとお子さんを守っていますし、基本的なお世話をしていること自体、疲れや葛藤の中で立派に育てていることと思います。どうかあまりご自身を責めないで、まず休息を取る時間を確保する、誰かに話す、頼るなどをなさってみてくださいね。行政のサポートやサービスについては、お住まいの地域の保健師が紹介してくれたり、相談に乗ってくれますので、一度ご相談に行かれてみるのも良いと思いますよ。

悠夜さん、お返事ありがとうございます。
保健師に直接相談なさってもいいですが、例えば意図的にママさんがお子さんと少し離れる時間を作ったり、ママさんが休息できる時間を確保できるといいと思いますので、悠夜さんが活用できるサービスやサポートを、保健師に紹介してもらうと良いと思いますよ。