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産後ダイエットについて
まゆっこ
お忙しいところすみません。
産後ダイエットと骨盤矯正はいつから始めてよいですか?
妊娠前の体に戻したくて、相談させていただきました。
回答よらしくお願いします。
産後ダイエットと骨盤矯正はいつから始めてよいですか?
妊娠前の体に戻したくて、相談させていただきました。
回答よらしくお願いします。
2025/7/17 7:27
まゆっこさん こんにちは。
産後のダイエットと骨盤調整について気になっていらっしゃるのですね。
「産後のダイエット」という言葉についてですが、今回は産後の減量という意味と解釈して回答させていただきます。人によっては体重を増やしたor維持したい、やせたい、体型を変化したいなどいろいろな意味で使う方もいらっしゃるため念のための注釈です。
①産後の減量について
産後の回復がよければ、産後1か月を過ぎた頃から食事や運動の習慣を見直すとよいでしょう。
妊娠中の体重増加の目安は、妊娠前のBMI(体格指数)を元に示しています。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
妊娠前のBMIが18.5以上25.0未満の場合、妊娠中の体重増加量の目安は10~13kgです。この目安と同等の体重を産後に減らす期間は、母乳育児をしているケースでは6か月ほど、母乳育児をしていないケースでは6か月〜1年ほどかけることが目安です。
母乳育児をしている場合、母乳を作ったり与えたりする行為で約500キロカロリーほどのエネルギーを消費します。産後も妊娠中と同じような食事をとっていると、摂取するよりも消費するエネルギー量が増えるため、半年ほどかけて自然に体重が減っていくのはこのためです。
母乳育児をしていない場合でも、摂取するよりも消費するエネルギー量が上回れば、約1年ほどで妊娠前の体重へ戻っていきます。
授乳だけが産後の体重の増減を決めるわけではありませんので、ここらへんの解釈はお間違いのないようにご注意ください。
人間の身体は、摂取するよりも消費するエネルギーが大きくならないと、減量という数値には表れない仕組みになっています。食べていないといいながら摂取エネルギーが多ければ体重は減りませんし、運動しているといっても消費エネルギーが少なければ体重は減りません。
産後に体重を減らしていきたいとお考えれあれば、産後1か月健診を終えて、悪露がなくなり、赤ちゃんとの生活リズムに身体的・精神的余裕が出始めたら、軽いストレッチや運動を始めるとよいでしょう。産後数か月はホルモンなどの影響で、筋肉量を増やしにくい時期でもあります。ストイックに筋トレをするというよりは、赤ちゃんと過ごす合間に、日常的に取り入れられるストレッチ、毎日継続できる運動を取り入れるよいでしょう。
食事量を極端に減らしたり、特定の食材を制限したり禁止したりし続けることは健康管理として望ましくありません。もし、制限や禁止をして一時的に体重の変化に反映されたとしても、長期的な減量や食習慣の変化にはつながりにくいです。
健康的に子育てをするには、体力の維持も大切です。栄養バランスの良い食事、量やカロリー(エネルギー)の数字に振り回されない食事を心がけましょう。
妊娠前のBMIの数値、妊娠中の体重の増加量、妊娠前と妊娠中の食事や運動の習慣、産後の食事と運動の習慣、その他に生活リズムや環境(睡眠、赤ちゃんのお世話など)などさまざまな影響を受けて、産後の体重の変動や体型の変化は異なります。産後にどうすれば体重を減らせるのかについて、具体的な方法は個々に異なります。誰にでも当てはまるような単純な方法で、〇〇すれば体重が減るとか、××のときから△△すればやせられるというものはありません。
まずは、自分のBMIを確認する、食事の習慣を見直してみる、ストレッチや運動などできそうなことから取り組んでみることをおすすめします。
②骨盤矯正について
骨盤矯正という言葉は、医学用語ではないため専門職としては回答が難しいです。医学的な言葉と錯覚させるように世間に出回っている言葉ですね。骨盤矯正はある施術院が商標登録している言葉で、商売宣伝のために作った造語のようなものです。おそらく「なにか不調が起きた骨盤に人の手を加えたり、施術することで骨盤を引き締めるようなもの」「産後に開いた骨盤を施術によって引き締めるために必要な施術」という意味で解釈されているのが一般的なものと思います。繰り返しますが医学用語ではないために、きちんとした定義はわかりません。
妊娠出産で多少骨盤に変化は起こりますが、この変化は数か月かけて自然に戻ります。痛みや骨盤に関連したトラブル(尿漏れ、便失禁、歩行できないなど)があるならば、病院へ行き医学的な治療が必要なレベルなので、産後の体重を減らすことよりも治療が優先されるものと思います。また、妊娠出産に関連付けられやすい骨盤矯正ですが、体型をキープしたり減量をすることに骨盤の形は関係ありません。骨の形が変わるレベルであれば、それは他の病気である可能性がありますし、骨は交通事故などの衝撃に合わない限りそう簡単に形を変えることはありません。
骨盤周囲の脂肪や筋肉のつき方が変わり体型の変化に影響することはありますが、骨本体の変化ではありません。
骨盤矯正というものによって、骨盤の形ではなくその周りの大きな筋肉や神経、組織、血流を変化させるストレッチや運動によって消費エネルギーが増え、結果的に体型の変化や減量に効果が起きるかもしれませんが、現実的に得られる効果は個々によって異なると思います。
骨盤矯正については医学的根拠には乏しく、大半はその宣伝のために、医学的っぽい解説を添えていることがあるので、混乱してしまうかと思います。
産婦人科医や助産師の肩書きをもつ者が積極的にすすめていることもあり、なおさら判断に迷いますよね。
医学的な視点としては、骨盤矯正は医学的な言葉ではないため、いつから始めたほうがいいなどお示しすることはできません。健康管理としてご興味があれば、民間療法として個々にご判断いただければと思います。リラクゼーションを目的に、整体やマッサージなどへ行くことは健康管理やリフレッシュとしては良いと思いますよ。
長々と説明しましたが、とりあえず心身がリラックスしていないと産後に体重は減らせません。ストレスの少ない生活リズムと気分転換を心がけて過ごしてくださいね。
産後のダイエットと骨盤調整について気になっていらっしゃるのですね。
「産後のダイエット」という言葉についてですが、今回は産後の減量という意味と解釈して回答させていただきます。人によっては体重を増やしたor維持したい、やせたい、体型を変化したいなどいろいろな意味で使う方もいらっしゃるため念のための注釈です。
①産後の減量について
産後の回復がよければ、産後1か月を過ぎた頃から食事や運動の習慣を見直すとよいでしょう。
妊娠中の体重増加の目安は、妊娠前のBMI(体格指数)を元に示しています。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
妊娠前のBMIが18.5以上25.0未満の場合、妊娠中の体重増加量の目安は10~13kgです。この目安と同等の体重を産後に減らす期間は、母乳育児をしているケースでは6か月ほど、母乳育児をしていないケースでは6か月〜1年ほどかけることが目安です。
母乳育児をしている場合、母乳を作ったり与えたりする行為で約500キロカロリーほどのエネルギーを消費します。産後も妊娠中と同じような食事をとっていると、摂取するよりも消費するエネルギー量が増えるため、半年ほどかけて自然に体重が減っていくのはこのためです。
母乳育児をしていない場合でも、摂取するよりも消費するエネルギー量が上回れば、約1年ほどで妊娠前の体重へ戻っていきます。
授乳だけが産後の体重の増減を決めるわけではありませんので、ここらへんの解釈はお間違いのないようにご注意ください。
人間の身体は、摂取するよりも消費するエネルギーが大きくならないと、減量という数値には表れない仕組みになっています。食べていないといいながら摂取エネルギーが多ければ体重は減りませんし、運動しているといっても消費エネルギーが少なければ体重は減りません。
産後に体重を減らしていきたいとお考えれあれば、産後1か月健診を終えて、悪露がなくなり、赤ちゃんとの生活リズムに身体的・精神的余裕が出始めたら、軽いストレッチや運動を始めるとよいでしょう。産後数か月はホルモンなどの影響で、筋肉量を増やしにくい時期でもあります。ストイックに筋トレをするというよりは、赤ちゃんと過ごす合間に、日常的に取り入れられるストレッチ、毎日継続できる運動を取り入れるよいでしょう。
食事量を極端に減らしたり、特定の食材を制限したり禁止したりし続けることは健康管理として望ましくありません。もし、制限や禁止をして一時的に体重の変化に反映されたとしても、長期的な減量や食習慣の変化にはつながりにくいです。
健康的に子育てをするには、体力の維持も大切です。栄養バランスの良い食事、量やカロリー(エネルギー)の数字に振り回されない食事を心がけましょう。
妊娠前のBMIの数値、妊娠中の体重の増加量、妊娠前と妊娠中の食事や運動の習慣、産後の食事と運動の習慣、その他に生活リズムや環境(睡眠、赤ちゃんのお世話など)などさまざまな影響を受けて、産後の体重の変動や体型の変化は異なります。産後にどうすれば体重を減らせるのかについて、具体的な方法は個々に異なります。誰にでも当てはまるような単純な方法で、〇〇すれば体重が減るとか、××のときから△△すればやせられるというものはありません。
まずは、自分のBMIを確認する、食事の習慣を見直してみる、ストレッチや運動などできそうなことから取り組んでみることをおすすめします。
②骨盤矯正について
骨盤矯正という言葉は、医学用語ではないため専門職としては回答が難しいです。医学的な言葉と錯覚させるように世間に出回っている言葉ですね。骨盤矯正はある施術院が商標登録している言葉で、商売宣伝のために作った造語のようなものです。おそらく「なにか不調が起きた骨盤に人の手を加えたり、施術することで骨盤を引き締めるようなもの」「産後に開いた骨盤を施術によって引き締めるために必要な施術」という意味で解釈されているのが一般的なものと思います。繰り返しますが医学用語ではないために、きちんとした定義はわかりません。
妊娠出産で多少骨盤に変化は起こりますが、この変化は数か月かけて自然に戻ります。痛みや骨盤に関連したトラブル(尿漏れ、便失禁、歩行できないなど)があるならば、病院へ行き医学的な治療が必要なレベルなので、産後の体重を減らすことよりも治療が優先されるものと思います。また、妊娠出産に関連付けられやすい骨盤矯正ですが、体型をキープしたり減量をすることに骨盤の形は関係ありません。骨の形が変わるレベルであれば、それは他の病気である可能性がありますし、骨は交通事故などの衝撃に合わない限りそう簡単に形を変えることはありません。
骨盤周囲の脂肪や筋肉のつき方が変わり体型の変化に影響することはありますが、骨本体の変化ではありません。
骨盤矯正というものによって、骨盤の形ではなくその周りの大きな筋肉や神経、組織、血流を変化させるストレッチや運動によって消費エネルギーが増え、結果的に体型の変化や減量に効果が起きるかもしれませんが、現実的に得られる効果は個々によって異なると思います。
骨盤矯正については医学的根拠には乏しく、大半はその宣伝のために、医学的っぽい解説を添えていることがあるので、混乱してしまうかと思います。
産婦人科医や助産師の肩書きをもつ者が積極的にすすめていることもあり、なおさら判断に迷いますよね。
医学的な視点としては、骨盤矯正は医学的な言葉ではないため、いつから始めたほうがいいなどお示しすることはできません。健康管理としてご興味があれば、民間療法として個々にご判断いただければと思います。リラクゼーションを目的に、整体やマッサージなどへ行くことは健康管理やリフレッシュとしては良いと思いますよ。
長々と説明しましたが、とりあえず心身がリラックスしていないと産後に体重は減らせません。ストレスの少ない生活リズムと気分転換を心がけて過ごしてくださいね。
2025/7/17 12:00

まゆっこ
0歳1カ月
回答ありがとうございます😊
2025/7/17 13:19
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